[3.22 カラバオ杯決勝 アーセナル 0-2 マンチェスター・シティ]

 カラバオカップは22日、ウェンブリー・スタジアムにて決勝戦を行い、アーセナルとマンチェスター・シティが激突。0-2でマンチェスター・シティが決戦を制し、5年ぶり9度目のリーグカップチャンピオンに輝いた。

 8年ぶりにカラバオカップ決勝で戦うこととなった両チーム。リーグ戦ではアーセナルが首位、シティが2位とまさに天王山。注目のビッグマッチが幕を開ける。

 前半7分、アーセナルがいきなりチャンスを迎える。右サイドのMFブカヨ・サカがドリブルで時間を作り、インナーラップしたDFベン・ホワイトがワンタッチで中央に。バイタルエリアでMFマルティン・スビメンディがスルーパス。これに反応したMFカイ・ハバーツが左足でシュート。このシュートは今日スタメンのGKジェームズ・トラッフォードがセーブ。ボールはサカにこぼれ、そのままシュート。これもトラッフォードが防ぐもボールは再びサカの元へ転がり、再度シュート。しかし、またもトラッフォードが連続セーブ。先発起用に応える3連続セーブで存在感を放つ。

 前半20分のマンチェスター・シティ。右ウイングに入っているFWアントワーヌ・セメニョがシザースから縦突破でDFピエロ・インカピエを抜き切らずに高速クロス。ニアに走り込んだFWアーリング・ハーランドには合わずも、逆サイドまでボールが流れ、今度は左ウイングのFWジェレミ・ドクが仕掛ける。クロスはDFに当たりクリアされるもシティが両ウイングの破壊力を見せる。

 前半はお互い睨み合いの時間帯が多く、両チームなかなか決定機は訪れず、緊張感あるファーストハーフとなる。

 前半45分、攻め込むシティは最初のチャンスを作る。MFラヤン・シェルキがペナルティエリア中央に構えていたセメニョに通すと、ボールキープから単独突破。右に抜け出し、クロスを上げ切るとファーサイドのハーランドがヘディングシュート。ボールは惜しくも枠外に飛ぶも前半終了間際はシティの時間帯が長く続いた。

 後半に入ってもシティのペースは続く。MFベルナルド・シウバやシェルキを中心にボールをキープし、ドクが何度も仕掛けて押し込む展開に。

 すると後半15分についに均衡が破れる。MFロドリのサイドチェンジを右サイドでベルナルド・シウバが受けると縦に抜けたシェルキにパス。右足で強めのクロスを上げるとこれをアーセナルGKケパ・アリサバラガが痛恨のファンブル。こぼれたところをDFニコ・オライリーがヘディングで詰めて0-1。押し込むシティが先制点を奪う。

 シティは立て続けに後半19分。左サイドでまたドクが仕掛けて逆サイドマイナス気味に展開。DFマテウス・ヌネスが受けると縦関係にいたロドリにパス。ロドリが溜めを作り、ヌネスがオーバーラップ。絶妙なタイミングでロドリからパスが来るとそのままパーフェクトなクロスを送り、走り込んだのはまたもウイングバックのオライリー。ヘディングで合わせ0-2。シティが完璧に崩して追加点を奪う。

 アーセナルは後半28分にライスのフリーキックから途中出場のDFリッカルド・カラフィオーリがヘディングシュート。これはトラッフォードの正面。

 続く後半33分にはスビメンディのフィードがこぼれたところをカラフィオーリがワントラップからボレーシュート。反応したMFレアンドロ・トロサールがボールに触るもシュートはポストをかすめる。

 後半43分のアーセナルは途中出場のMFノニ・マドゥエケがクロスを放り込むと、逆サイドのこちらも途中出場のFWガブリエル・ジェズスがヘディングで折り返すとこれがクロスバーに直撃。チャンスは作るもシティの壁を攻略できず、試合はそのまま終了。マンチェスター・シティが5年ぶりのタイトル奪還。9度目のリーグカップチャンピオンに輝いた。