新築リビングで「おしゃれなカーテン」にこだわって大苦戦。暮らしの満足度を上げるための注意点3つ
3年前に3LDKのマンションを購入した日刊住まいライター。入居の際、「ある理由」からリビングのカーテンレール選びに頭を悩ませたそう。今回、カーテンレール選びが難航した理由と、ライターが実感したカーテンレールやカーテンを選ぶ際の注意点について、詳しく語ります。

新居には「カーテンレール」がなかった

わが家は夫婦と4歳娘の3人家族。2023年3月に完成した3LDKの分譲マンションに住んでいます。
わが家のリビングの窓は、高さが約190cm、横幅が約350cmあります。マンション内見時には、「窓が大きくて開放的!」と喜びましたが、実際に入居すると、窓枠にカーテンレールがなく、自身で選ぶことに。
カーテンレール選びをするにあたり、重視したのは「カーテンのあけ閉めが快適か」「インテリアとして満足できるか」という点でした。
一般的な住宅についているような機能性重視のカーテンレールにするという選択肢もあったのですが、私たち夫婦には、見た目を重視した装飾レールへの憧れがありました。
なぜなら、私と夫の実家がともに、リングつきの装飾レールだったことから「上品に見える」「マイホームを購入したらマネしたい」と考えていたから。
ただ、装飾レールはカーテンとレールをつなぐぐリングランナーがブラケット(壁面とレールの接続金具)に引っかかります。そのため、「何か所もブラケットのある大きな窓には不向きかも…」とインテリアコーディネーターの方に忠告されていたのです。
実際にインターネットで調べたり、カタログを取り寄せたりすると、横幅の長い窓に対応できる装飾レールは数が限られていて、理想のカーテンレールにたどり着くのは、なかなか大変でした。
ようやく見つけた「理想のカーテンレール」

カーテンレールのカタログを取り寄せたり、家具店で働く友人に相談したりするうちに、インテリアとしても満足できて、大きな窓で快適に使用できそうな装飾レールを見つけました。それが「ブラケットスルー」タイプです。
ブラケットスルーは、レールを支えるブラケット(壁面とレールの接続金具)を、リングランナーが通過できます。これなら、横幅の長いわが家のリビングの窓にも引っかかることなく使用できることが判明しました。
●ブラケットスルータイプのカーテンレールの「メリット」

メリットは、なんといってもリングランナーがブラケットに引っかからず、カーテンを端まで寄せられること。
また、両端のブラケットの内側からカーテンをつけておけば、カーテンを好きな位置に移動できるため、日の入り方によって使いわけられます。
カーテンを束ねる位置は光が室内に入らず暗くなりがちですが、過ごす場所に合わせて、採光・開放感を調整しながらカーテンを移動できるので、快適におうち時間を過ごせます。
●ブラケットスルーの唯一の「デメリット」は
一方で、デメリットもありました。それは、どうしてもリングランナーを動かすときに音がする点です。
すばやくカーテンを動かすとカチャカチャっと金属音が響きます。昼寝をしている子どもが起きてしまうので、やさしくゆっくりと動かすよう注意しなければならないのが、唯一のデメリットです。
カーテンレールを選ぶ際に気をつけたいこと

さんざん頭を悩ませたカーテンレール選び。じつは、レールの仕様以外にも、いくつか気をつけていたポイントがありました。
●1:あらかじめ予算を決めておく
窓の幅が長いほど、レールの種類は限られ、希少なレールほど価格が高くなります。
私がいくつか見積もってもらったところ、一般的な幅の掃き出し窓のカーテンレールにくらべて価格が1.5割増しほどでした。
家づくりでは、見た目や使い勝手にもこだわりましたが、予算をきちんと決めて、オーバーしないことも意識していました。
●2:設置できる条件を事前に把握しておく
カーテンレールの種類や取りつけ位置など、室内の構造によっては、取りつけられるものと取りつけられないものがありました。そのために、窓枠から天井付近まで、どのくらいのスペースがあるのか確認する必要も。
また、希望のレールは取りつけが自身でできるのか、業者にお願いしなければならないのか、なども事前に調べておくとスムーズでした。
●3:カーテンの素材やサイズ選びは慎重に
レールと取りつけの可・不可のみならず、そのあとに取りつけるカーテンについても慎重に選びました。
とくに大きい窓は、重い素材だとレールの耐荷重をオーバーしてしまうことがあります。また、洗濯するときに自身が取りはずしやすいかどうかなども意識。
ブラケットスルータイプは、リングがブラケットに干渉しないすぐれたカーテンレールです。リングランナーがある装飾カーテンレールに憧れていた私は、見た目だけでなく、毎日の使いやすさも含めて大満足しています。
これから家づくりをする方のカーテンレール選びの参考になるとうれしいです。
