【中古戸建て】基礎のヒビ「0.5mm」が境界線?プロが教える「危険なひび割れ」と「放置していいヒビ」の見分け方
中古戸建ての内見時、建物を支える「基礎」にヒビが入っているのを見つけると、誰でも不安になるものです。しかし、実はそのヒビには「今すぐ対策が必要なもの」と「見た目だけで問題ないもの」の2種類があります。
今回は、さくら事務所執行役員CCOの友田雄俊さんが、基礎のひび割れ(クラック)の深刻度を見極めるための4つのポイントを分かりやすく解説します。
■ なぜ基礎にヒビが入るのか?
健全な建物であれば、基礎にパクリと開くような大きなヒビが入ることはまずありません。大きなヒビが入る背景には、主に2つの大きな力が関係しています。
1.大きな地震の揺れ:過去の地震によって、コンクリートが耐えきれずに割れてしまったケース。
2.不同沈下(地盤の沈み):建物の一部が沈み込むことで基礎がねじられ、ヒビが入るケース。
特に、建物の南側と北側(あるいは東側と西側)の同じような位置にヒビが入っている場合は、建物がその場所で「折れ曲がる」ような力を受けている(不同沈下している)可能性が高いため、注意が必要です。
■ 要注意!幅「1mm以上」の深刻なヒビ
ヒビを見つけたら、まずはその「幅」に着目しましょう。
・1mm以上のヒビ:ホームインスペクターの視点では、1mmを超えるヒビは「非常に大きな力が加わったサイン」と判断します。建物全体のダメージや地盤の影響を疑うレベルです。
・補修費用のリスク:もし地盤沈下が原因で建物が傾いている場合、それを直す工事には数百万円単位の費用がかかることも珍しくありません。
■ 鉄筋が錆びているサイン「爆裂現象」
ヒビの周辺に茶色い染みが出ていたり、コンクリートがボロッと取れて中の鉄筋が見えていたりしませんか?
・爆裂現象(ばくれつ):ヒビから雨水や湿気が入り込み、中の鉄筋が錆びて膨張することで、コンクリートを内側から押し出してしまう現象です。
・劣化の進行:鉄筋が露出して錆びている場合は、劣化がかなり進行しています。建物の構造的な強度が落ちている可能性が高いため、早急なメンテナンス検討が必要です。
■ 0.5mmが補修の分かれ道(シャーペンの芯で判定)
「1mmまではないけれど、このヒビは直すべき?」と迷った時の基準が0.5mmです。
・シャーペンの芯でチェック:一般的な0.5mmのシャーペンの芯をヒビに差し込んでみてください。
・芯がすっと入る場合:幅0.5mm以上のヒビです。構造的にすぐ崩れるわけではありませんが、内部の鉄筋を守るために、エポキシ樹脂注入などの補修を検討すべきタイミングです。
今回は、さくら事務所執行役員CCOの友田雄俊さんが、基礎のひび割れ(クラック)の深刻度を見極めるための4つのポイントを分かりやすく解説します。
■ なぜ基礎にヒビが入るのか?
健全な建物であれば、基礎にパクリと開くような大きなヒビが入ることはまずありません。大きなヒビが入る背景には、主に2つの大きな力が関係しています。
1.大きな地震の揺れ:過去の地震によって、コンクリートが耐えきれずに割れてしまったケース。
2.不同沈下(地盤の沈み):建物の一部が沈み込むことで基礎がねじられ、ヒビが入るケース。
特に、建物の南側と北側(あるいは東側と西側)の同じような位置にヒビが入っている場合は、建物がその場所で「折れ曲がる」ような力を受けている(不同沈下している)可能性が高いため、注意が必要です。
■ 要注意!幅「1mm以上」の深刻なヒビ
ヒビを見つけたら、まずはその「幅」に着目しましょう。
・1mm以上のヒビ:ホームインスペクターの視点では、1mmを超えるヒビは「非常に大きな力が加わったサイン」と判断します。建物全体のダメージや地盤の影響を疑うレベルです。
・補修費用のリスク:もし地盤沈下が原因で建物が傾いている場合、それを直す工事には数百万円単位の費用がかかることも珍しくありません。
■ 鉄筋が錆びているサイン「爆裂現象」
ヒビの周辺に茶色い染みが出ていたり、コンクリートがボロッと取れて中の鉄筋が見えていたりしませんか?
・爆裂現象(ばくれつ):ヒビから雨水や湿気が入り込み、中の鉄筋が錆びて膨張することで、コンクリートを内側から押し出してしまう現象です。
・劣化の進行:鉄筋が露出して錆びている場合は、劣化がかなり進行しています。建物の構造的な強度が落ちている可能性が高いため、早急なメンテナンス検討が必要です。
■ 0.5mmが補修の分かれ道(シャーペンの芯で判定)
「1mmまではないけれど、このヒビは直すべき?」と迷った時の基準が0.5mmです。
・シャーペンの芯でチェック:一般的な0.5mmのシャーペンの芯をヒビに差し込んでみてください。
・芯がすっと入る場合:幅0.5mm以上のヒビです。構造的にすぐ崩れるわけではありませんが、内部の鉄筋を守るために、エポキシ樹脂注入などの補修を検討すべきタイミングです。
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