職員・利用者は困惑… 「井川スキー場腕山」今季限りで営業休止へ【徳島】
12月17日に今シーズンの営業が始まったばかりの「井川スキー場腕山」が、2026年3月をもって施設の営業を休止することが分かりました。
(記者)
「おとといオープンした井川スキー場腕山ですが、今シーズンで営業を休止するということです」
今シーズン限りで営業を休止をするのは、三好市井川町の井川スキー場腕山です。
19日の朝、職員が利用者に営業休止を伝える文書を、施設の建物に掲示しました。
(スキー場の職員)
「急に僕たちも聞いたので、(今シーズン)オープンする1か月ぐらい前ですかね、スタッフ・社員みんな動揺した中で雪づくり始めたんですけど、はっきり言って頭の中真っ白な状態です」
スキー場を管理する三好市によりますと、これまでは施設の修繕費や運営委託料を、売り上げの剰余金を積み立てて確保してきました。
しかし、人工造雪機の維持修理費がかさむことや、光熱費の高騰、さらには利用者の減少などで積み立て金が底をつき、今シーズンの終了をもって営業を休止する方針を決めたということです。
運営委託先との契約は2028年度までで、契約の途中でした。
正式には、2026年の三好市議会2月定例会で決定する見込みです。
(記者)
「今シーズンで営業が休止するみたいなんですが…」
(香川県から)
「営業休止?停止?おしまいなの?ええ…ああ…寂しい、めちゃくちゃ寂しい」
(愛媛県から)
「(営業)たいへんやけど、スキーやる人間としては、ぜひとも残してほしい」
(香川県から)
「お客さんが少ないけん、仕方ないわな」
営業休止の知らせを受けて、スキー場には嘆願書のコーナーが設けられました。
集められた署名は、2月中に県や三好市へ提出するとしています。
「井川スキー場腕山」は1997年、当時の井川町が天然のゲレンデに、リフトなどを新設して開業しました。
最盛期には1シーズン9万人、これまでに累計126万人が訪れています。
三好市は「市の観光やにぎわいづくりに貢献してきた思い出のある施設。利用者にはラストシーズンを楽しんでほしい」とコメントしています。
営業は、2026年3月8日まです。
