消毒用アルコール、電机本舗が市販のお酒でつくる方法を公開

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電机本舗は、自宅で簡単に消毒用アルコールを精製する方法を公開した。
新型コロナウイルス感染症の予防対策のひとつとして、消毒用アルコールによる手の消毒がある。
しかし、消毒用アルコールは現在、入手が困難な状況である。
自宅で消毒用アルコールを作る方法は、これを解決するものだ。

■消毒用アルコールの作り方
材料は、
・空き缶
・ビニールチューブ
・ホワイトリカー(アルコール20〜35度)
この3つを利用して、消毒に利用できる高濃度アルコール溶液を精製する。


シリコンチューブは、150度以上の耐熱性のあるものをホームセンターなどで入手しよう。
ホワイトリカーは、薬局で普通に販売されている。

キットを購入すれば、安定して60〜77度のアルコール溶液を精製できる。


低濃度のアルコールは、蒸留によりアルコール度を上げることができる。
コーヒーの空き缶にビニールチューブを通して蒸留装置(ポットスチル)を作成しよう。


アルコールは、水に比べて気化しやすい。
この性質を利用すれば、高濃度アルコール溶液を精製できるわけだ。

ホワイトリカーなどのアルコールを含んだ溶液を沸騰させると、アルコールから蒸発する。
消毒用アルコールは、それを冷やして液体化したものだ。

本格的な蒸留装置は、イラストのように直接火にかけるため危険だ。
家庭で行うときは、湯煎で代用するとよいだろう。


アルコール35度のホワイトリカーを材料にした場合、蒸留は40〜60分かかるが、70〜77度のアルコール溶液を精製できる。

酒税法の例外事項に従い、20度以上のホワイトリカーを原材料とする必要がある。
精製したアルコール溶液は、シリコンチューブを経由するため、匂いがつき飲めない。あくまで消毒薬専用として利用しよう。

■【新型コロナ対策】消毒用アルコールの自作 - 電机本舗
■消毒用エタノール自作キット

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