保釈され、湾岸署をタクシーで出る国母和宏被告(右)

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 米国から大麻を密輸したとして大麻取締法違反と関税法違反の罪で起訴された、元五輪代表のプロスノーボーダー・国母和宏被告(31)=北海道千歳市=が3日、勾留されていた東京・湾岸警察署から保釈された。

 午後2時過ぎに保釈保証金300万円を納付した国母被告は午後4時46分、湾岸署をタクシーに乗った状態で姿を見せた。地下駐車場で乗り込んだと見られ、タクシーは敷地を出る際も一時停止をせずに猛スピードで集まった約50人の取材陣の前を逃げるようにして走り去った。

 後部座席の運転手側に座った国母被告は、サングラスにキャップ姿。正面を見据えるような様子で、頭を下げたようにも見えなかった。後部座席の両側の窓は、中が見えないように黒い布のようなもので覆われていた。

 起訴状によると、国母被告は昨年12月ごろに知人の男と共謀し、米国から大麻製品約57グラムを隠した国際スピード郵便を東京都内へ発送、同月31日に成田空港に到着させて密輸したとしている。関東信越厚生局麻薬取締部が11月6日に逮捕した。