学生の窓口編集部

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日本の交番

外国人の目から見ると、日本の警察官は「驚きの対象」だそうです。というのは、自国の警察官と比べるとずっと物腰が柔らかく優しいからだそうです。外国人から日本の警察官がどう見えるのかについて聞いてみました。


■アメリカの警察官はもっとマッチョで怖いよ

アメリカでアニメ雑誌『OTAKU USA Magazine』の編集長を務めているPatrick Macias(パトリック・マシアス)という人がいます。パトリックと池袋で晩ご飯を食べていたときに「日本の警察官は優しいよね。

アメリカの警察官はマッチョでもっと怖いよ。上から目線? な話し方だしデカい拳銃を持ってるしね」という話をしていました。

日本の警察官も一応拳銃は携行していますが、確かにあまり目立たないように持っていますし、アメリカの警察官よりも小柄かもしれませんね。パトリック以外の外国人の皆さんに聞いてみましたが、やはり日本の警察官は「変わっている」と思えるそうです。

下のような回答でした。

・日本人の警察官は優しい。笑顔で接してくれる。アメリカではにこりともしない警察官は珍しくない。もっと威圧的。(アメリカ/男性/36歳)

・日本の警察官は仕事を誠実にやっている感じだね。アメリカの警察官はもっとやる気がなさそうだよ(笑)。(アメリカ/男性/30歳)

・日本の警察官は仕事熱心だと思う。普通は優しいしゃべり方だね。でも自転車を取り締まるのになぜあんなにむきになるのか分からない。何度も止められたことがあるよ。(アメリカ/男性/28歳)

「やる気」があるかどうかは警察官個人の問題かと思いますが、今回お話を伺った外国人の皆さんは総じて日本の警察官に好意的な回答でした。外国から来たお客さんなので優しく接している部分があるのかもしれませんが(笑)。


■KOBAN(交番)システムは世界的に珍しい!

外国人の皆さんが日本に来て驚くことの一つに「交番」があります。地域ごとに警察官の詰め所である「交番」を置いて治安維持に当たるという、この交番システムは、実は世界的には珍しいものだそうです。

アメリカのドラマを見ていると、パトカーに乗った警察官が地域をパトロールしている様子がよく登場しますが、アメリカではそのようなパトロールシステムが一般的なのです。しかし、交番システムが地域の治安維持に効果的ということで、「うちの国でも交番を設置しよう」という動きがあります。

例えば、シンガポール、インドネシア、ブラジル、アメリカなどで導入事例があります。ブラジルのサンパウロ州では交番制度を導入して大きな成果があったとJICA(独立行政法人 国際協力機構)がレポートしています。

・KOBANは便利だよね。道を教えてもらえるし。(アメリカ/男性/30歳)

・何かあったときに近くに警察官がいるのは便利だと思う。道も聞けるし。(アメリカ/女性/32歳)

「道を聞くのがメインじゃないのか」と思わないでもない回答でしたが、KOBANを便利なシステムだと感じているのは確かなようです。

⇒『独立行政法人 国際協力機構』のKOBANについての記事

http://www.jica.go.jp/topics/news/2014/20140609_01...

(高橋モータース@dcp)