NHKは30日、大みそかに放映される「第62回NHK紅白歌合戦」の出場歌手を発表した。K―POPブームの火付け役となった女性グループのKARAと少女時代も初出場が決まり、白組では2人組になってからは初めてとなる東方神起を加えて、韓国グループは3組が選ばれた。複数の韓国メディアが報じた。

 韓国メディアは、新韓流ブームの主役である少女時代とKARAが日本の年末を代表する歌謡プログラムであるNHK紅白歌合戦へ出演することが、公式に発表されたと伝えた。

 NHK紅白歌合戦は、日本で1年間積極的に活躍し幅広く愛された50組の歌手が、紅組と白組に分かれて歌を歌う、日本で最高の権威と人気を誇る番組と紹介。昨年末も少女時代とKARAは、出場が有力視されたが、出演リストから漏れた。しかし、今年は3組の出演が確定し、新韓流ブームを立証したとの見方を示している。

 同日の記者会見では、カラからはハラとニコル、ギュリ、少女時代はスヨン、ジェシカ、ティファニー、テヨン、ユリ、ソヒョンなどが参加し、初出演の所感を明らかにした。

 ギュリは、「5人で力を合わせて、悔いのないステージにしたい」とし、スヨンは「BoAや東方神起らの先輩たちが出演した紅白歌合戦に出演することになり光栄です。先輩たちのように素敵なパフォーマンスを見せたい」と語った。(編集担当:李信恵・山口幸治)