山形放送

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5月、酒田市の山の中で見つかった男性の遺体について、警察は25日、クマによる被害と発表しました。山形県内でクマに襲われて死者が出たのは1988年、昭和63年以来です。

クマに襲われて亡くなったのは酒田市北俣の農業、久松幸雄さん(78)です。
警察によりますと、久松さんは3日午前8時半ごろ、山菜採りのために酒田市山谷の山林に1人で入ったまま、行方不明となっていたものです。
警察などが捜索を続け、5日に久松さんの軽トラックから南西におよそ150メートル離れた場所で、久松さんとみられる1人の遺体を発見しました。
遺体の頭と腕には複数の傷があり、発見後、現場近くに現れた成獣のクマ1頭が猟友会によって駆除されていました。
遺体はその後、司法解剖の結果、久松さんであることが確認され、死因は、全身に深い傷を負ったことによる出血死と判明しました。
遺体には動物の歯形や引きずられたような痕がありました。
警察は、クマから見つかったDNA型が久松さんと一致したため、25日、クマによる被害と発表しました。
県みどり自然課によりますと記録が残る1977年以降、県内でクマによる人的被害で死者が出たのは38年前の1988年10月の戸沢村の事案以来で、4件目になるということです。