広島テレビ放送

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 被爆から81年となる夏を前に、広島市の平和公園では「原爆死没者名簿」の風通しが行われました。

 原爆投下時刻の午前8時15分。広島市の職員は黙祷を捧げたあと、風通しの作業を始めました。
 慰霊碑に納められている130冊の名簿には、広島で被爆し去年の8月5日までに亡くなった34万9246人の名前が記されています。市の職員は、湿気を取り除くため丁寧に風を通しました。
 名簿に記された名前は、長年にわたり被爆者が記帳してきました。しかし、高齢化が進んでいることから市は、ことし初めて記帳者を公募。選ばれた10人余りが、風通しの見学や被爆者の証言を聞く研修に臨みました。

■記帳者(ノートルダム清心高校2年)石丸 陽菜 さん
「筆を使って一文字一文字、思いを込めながら後世に残すことができると思うので、丁寧な思いを持ちながら、文字を残せるような記帳者になりたいと思います。」

 6月からは、この1年に亡くなった被爆者の名前が書き加えられます。

【2026年5月20日 放送】