肝硬変や肝細胞がんに進行することも!お酒を飲まない人でも脂肪肝になる可能性がある理由とは!?【内臓脂肪の話】

写真拡大

肝硬変や肝細胞がんに進行することも!お酒を飲まない人でも脂肪肝になる可能性がある理由

異所性脂肪、糖質過多にも要注意

「脂肪肝」と聞くと、「太っている人がなる病気」「お酒を飲む人がなる病気」というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。しかし、痩せていても脂肪肝になる人はいますし、お酒を毎日飲んでいても脂肪肝にならない人はいます。むしろ、お酒は適量であれば毎日飲んだほうが健康になると考えられます。

肥満は脂肪肝につながる高リスクな要因であることは間違いありませんが、さらに注意したいのは一見痩せている人でも脂肪を蓄えていることがあること。中性脂肪の一種である異所性脂肪は肝臓や筋肉につくことがあり、普段から運動をしていてスリムな体型の人にも見つかることがあるのです。

また、脂肪肝は大きく分けて「アルコール性脂肪肝」と「非アルコール性脂肪肝」に分けられます。

アルコール性脂肪肝は、アルコールの飲み過ぎが原因でなる脂肪肝のこと。毎日のようにお酒を大量に飲むことで、アルコールを分解する仕事を担う肝臓が疲労困憊した状態をいいます。

これに対して非アルコール性脂肪肝は糖質のとり過ぎで中性脂肪が肝臓にたまることに起因し、アルコールを飲まない人でもなります。果物や砂糖、ごはん、パンなど糖質が高いものを食べ過ぎている女性に多いのが特徴。肝硬変や肝細胞がんに進行することもあるので注意が必要です。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話』著/栗原毅