アストロズ戦に先発したドジャースの大谷翔平【写真:黒澤崇】

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敵地アストロズ戦

 米大リーグ・ドジャース大谷翔平投手が5日(日本時間6日)、敵地アストロズ戦に今季6試合目の先発登板。打者としてはラインナップに入らず、投球に専念。今季初被弾を含む2本塁打を浴びたものの、7回4安打2失点、8奪三振の好投を披露した。規定投球回にも再到達し、防御率0.97はメジャートップに。しかしチームは1-2で敗戦し、大谷は今季2敗目(2勝)となった。デーブ・ロバーツ監督は試合後、大谷の起用法についての質問に反論する場面もあった。

 大谷は2回、先頭ウォーカーに内角高めの157キロ速球を捉えられ、左翼席への先制ソロを浴びた。今季初めての被弾。3回にもシューメイクにソロ本塁打を浴びたが、この後はアストロズ打線に得点を与えず。7回89球とテンポよく投げ、先発の役目を十分に果たした。

 しかし、味方打線が相手先発のランバートを打ち崩せず。初回に2死一、二塁、4回にも2死満塁とするなどチャンスを迎えながら得点に至らなかった。7回にタッカーの適時打で1点を返すものの、試合はこのままドジャースが敗戦。大谷に3勝目どころか2敗目がついた。

 4月15日(同16日)のメッツ戦で勝利したものの、その後の3登板では6回無失点、6回2失点、7回2失点といずれも試合を作りながら、援護がなくチームも敗れている。ここ2試合の登板時、大谷は打線に入らず投球に専念。ロバーツ監督は「彼に勝ち星をつけられなかったのは残念。ブルペンを温存し、試合の深いところまで投げ、明日の試合に向けて我々に良いチャンスを与える素晴らしい仕事をしてくれた」と大谷を労った。

 大谷登板時に打線の援護がなく、大谷が打線にいないと厳しい面もあるか問われたロバーツ監督は「質問の意図も尊重するが、彼が投打同時出場した時に打撃の調子が悪かったりスイングが良くなかったりすると問題視され、反対にラインナップに入っていないと『彼がいないから得点できない』と言われるのはどうか。そういう(どちらに転んでも批判される)状況にしてはいけない」と“反論”した。

「私にとって最も重要なプロセスは、彼のケアをすることであり、第一に健康面。その点に関しては、我々はできる限りのことをやっていると思う。彼が登板日に打席に入らない試合では、我々はどうにかして得点する方法を見つけなければいけない。それが野球。私には(それ以上の)答えはないよ」(ロバーツ監督)

 やや苛立ちもにじませながら答えた指揮官。大谷は今季打者としては打率.240、6本塁打、14打点、OPS.814。前日のアストロズ戦を終えて、自己ワーストの24打席連続無安打と当たりが止まっていた。一方、投手としてはこの試合を終えて37イニングで防御率0.97、42奪三振と好調だ。

(THE ANSWER編集部)