iPhone Air売れてない説は本当? 実は意外に人気を集めていた
そ、そういうデータの見方があったか…!
鳴り物入りで登場した、薄くてスタイリッシュなiPhone Air。売上が振るわず続編は出ないとか、機能追加の後継機を作ってるとか、まだまだどうなるかわからんヤツです。いろんな意味で注目されてるモデルでしょう。
ところが、Speedtestなどのネットワーク品質を分析しているグローバル企業 Ooklaが、興味深いデータを公開しました。データによると、意外とAirは使われてるみたいですよ。
Plusモデル廃止で薄型ニーズを捉えた
こちらはOoklaが公開した、iPhone Air普及率を示すSpeedtestのサンプル。上から韓国、日本、スウェーデン、シンガポールと続き、これらの国はiPhone Airユーザーが多いということです。記事によると、iPhone 16eのデータでも日本が上位で、小型端末へのニーズが強い国なんだとか。
一方でApple(アップル)を擁するアメリカでのAir普及率は6.8%。値としては低く見えるものの、過去のサイクルと比較してみると、普及基盤が分散化したともいえるそうです。
それを示すのが、アメリカでのiPhone 16シリーズおよび17シリーズの普及率を比較したこちらのデータです。
上から2つ目、iPhone 16 PlusとiPhone Airの普及率を見比べると、2.9%→6.8%へと大きく増えています。ベースモデルと比べてもiPhone 16 Plusの普及率は最も低く、大型路線からスリム路線にしたことでシェアを伸ばしたといえますね。
また、Proモデルの普及率を見比べると、17 Proでガクっと減っています。これはProを使っていたユーザーの一部がAirへ乗り換えたからと分析されています。Proのフラッグシップ性能よりもAirのデザインや軽量性に惚れたという人は、僕の周囲でもいました。
思えばPlusというモデルは、ProとPro Maxの関係ほどプレミアムさを実感できるものではなく、中途半端な存在だったのも事実。大画面ではなくデザインをアピールする新たな戦略は、うまく市場に響いたといえそうです。
Airは薄型界隈でも成功している
で、2025年の薄型スマホといえば、忘れちゃいけないのがGalaxy S25 Edge。iPhone Airと真っ向からぶつかったわけですが、シェア争いはどうなったのか?
Samsung(サムスン)を擁する韓国でのiPhone Air普及率は11.2%で、S25 Edgeは8.7%に留まります。さらにアメリカでのS25 Edge普及率は2.4%と、Airの1/3ほど。ヨーロッパでの普及率はさらに低く(1%未満)なるそうです。ヨーロッパは薄型需要があんまりない?
ネットワークからシェアを見る面白さ
今回のデータはあくまでSpeedtestのサンプルを分析したものであり、必ずしも実際の市場シェアを反映したものではありません。
でも「Air、実情より悲観されすぎかも?」という気持ちにはなりますね。バッテリーが増えてくれたら僕もAirに乗り換えたい気持ちはあるし、このまま素敵なモデルに育ってほしいものですが、果たして…。
Source: Ookla

