宮城の「ご当地スーパー」は、グルメの楽園だった。旅先での食事どうする問題も安ウマで解決
意外に困るという声が多い「旅先での食事をどうするか」問題。そんなときにおすすめなのが、郷土料理やご当地食材が手頃な値段で購入できる「ご当地スーパー」です。ここでは、国内外のスーパーマーケットを知り尽くした食文化研究家のスギアカツキさんが発見した、宮城のご当地スーパーの魅力あふれる商品を厳選して紹介します。

宮城のローカルスーパーの総菜売り場がすごかった!

“ご当地感”を魅力にしながらも、地元民に長く愛されているローカルスーパーは日本全国にあります。旅人として足を運んでみると、それらの個性がますます際立ち、唯一無二のおいしいお総菜を楽しむことができます。
今回ご紹介するのは、宮城県。日本有数の米どころであり、ご飯に合うお総菜はもちろんのこと、地元食材を使ったスイーツなどが豊富にそろう、ご当地グルメの楽園としておすすめの場所なのです。ここでは県内に49店舗を展開する「みやぎ生協(みやぎ生活協同組合)」の人気総菜やスイーツをご紹介していきたいと思います。
ワンコインで購入可能!グランプリ金賞の魚弁当

真っ先に注目したいのが、リーズナブルながらおいしさが光る魚弁当。みやぎ生協の「〈気仙沼仕込み〉いわし食べくら弁当」は、三陸産の新鮮なイワシを使い、しょうゆ揚げと梅煮の2種類が同時に楽しめる健康弁当です。
添えられている野菜も彩りよく、栄養面でもばっちり。「惣菜・べんとうグランプリ2025」で金賞を受賞している注目のお弁当です。
仙台みそがポイントの黒いから揚げ

スーパーの総菜人気ナンバーワンと言えば、から揚げ。みやぎ生協には、ご当地感たっぷりなから揚げがそろっています。
なかでもイチオシは、から揚げ界のダークヒーローと称される「仙台味噌の旨黒とり唐揚げ(利府梨入り)」。下味に仙台みそを使い、ご当地食材である利府梨や米粉も活躍する、宮城のよさをつめこんだ逸品です。みそ味のから揚げは珍しく、コクがありながらも華やかな食べ心地は期待以上の感動があります。
ソースなしでも美味!ご当地豚を使ったロースとんかつ

続いては、豚肉にこだわったとんかつ。みやぎ生協は、安全・安心にこだわった生産者の顔が見える産直品「めぐみ野」を独自に販売し、これらを使った総菜が人気になっています。
私がいろいろ食べた中で心に深く残ったのが、精肉コーナーに並ぶロースとんかつ。かつ丼のように味がついていない分、素材そのもののおいしさが際立っていることに驚きました。同じ豚肉を使った角煮「めぐみ野豚バラ肉使用! 豚角煮」も絶品です。
旬の味!新鮮めかぶが安くておいしい

肉の総菜と一緒に楽しみたいのが、鮮魚コーナーにあるご当地商品。旬の魚介類がとにかく安くて魅力的です。
訪れたときにワクワクしたのが、季節限定の「湯通しめかぶ」。こんなにも新鮮なめかぶは、産地だからこそ味わえる珠玉の逸品でしょう。
ご当地の生乳をたっぷり使った絶品プリン

スイーツコーナーもご当地感がたっぷり。宮城県角田市・丸森町3戸の「角田丸森生産組合」の生産者に限定した生乳「めぐみ野 角田丸森産牛乳」からつくられるプリンや牛乳寒天は必食と言うべき傑作デザート。
とくに「〈華〉とろけるプリン」は、牛乳のやさしい甘さが口いっぱいに広がります。
最新技術で生鮮品や総菜が楽しめる

最後に、みやぎ生協で最も感動したのが、冷凍コーナー。−30度の液体で一気に凍らせておいしさを保持する最新技術を使った冷凍食品が豊富にそろい、電子レンジや自然解凍で食べられるものも多くそろっています。
おすすめは、「まるまるりんごパイ」と「甘えびの丸ごとから揚げ」。冷凍することでうま味成分が変化し、さらにおいしくなるものも。旅の途中で購入して店すぐに食べるのもよし、宿などでゆっくり味わうのも楽しいでしょう。
※ 同コーナーのある店舗は限られます
ローカルスーパーのお総菜を味わうことは、ご当地の味や食材の魅力を気軽に堪能できるすばらしい機会でもあります。旅の楽しみ方の新しい視点になればうれしく思います。
※ 紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください
