ドローンの携帯電波網使用、数時間前申請に緩和へ
同じ周波数の電波を用いる他の基地局との混信を引き起こし、地上の携帯電話が通じないなどの影響を及ぼす懸念があった。このため、現状の試験飛行では飛行区域は必要最小限に限定され、申請も面倒だった。
これに対しNTTドコモが3月に、ドローンが搭載するLTE通信端末の送信電力を最適化する機能を開発したと発表した。これにより混信は大幅に軽減される見通しが立ったため、規制を緩和する。
同機能を搭載したドローンを対象に、19年にも実用化試験で使う基地局の免許の条件から、飛行区域の制限を試行的に撤廃する見込み。12月の中間報告、20年2月の電波監理審議会の答申を経て、飛行手続きを簡素化する計画だ。
携帯電話網を用いたドローンの自動運転が実現すれば、物流や警備、農作業を効率化し、地方創生にもつながる。鉄塔点検も容易になるため、ドローンの運用基盤を提供するNTTドコモやKDDIからは早期の規制緩和を求める声が強く出ている。
