公式サイトで、エヴァの完結も告げる

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庵野秀明監督の人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の新劇場版シリーズ4作目となる映画が、東京五輪と同じ2020年に公開されると、公式サイト上で発表された。

ファンからは期待の声が出ているが、同時にある懸念の声も漏れている。

シリーズは、過去に何度も上映が延期された経緯

その告知はなんと、2018年7月20日に公開された細田守監督のアニメ映画「未来のミライ」の本編上映前にまず行われた。特報だとして、エヴァの4作目が「シン・エヴァンゲリオン劇場版」として2020年公開とはっきり表示されたのだ。

ツイッター上では、このことに驚きの声が上がるとともに、ファンからは、「エヴァきたああああ!!!」「楽しみです!待ってます!」などと期待が高まった。

さらに、エヴァンゲリオンの公式サイトでも、20日午後になって、「西暦2020年公開」との文面が載った。それによると、2007年から始まった映画のシリーズで、「エヴァがついに完結する」という。新作の内容については、ほとんど触れられなかったが、東宝、東映、庵野監督の会社のカラーの3社が共同で映画配給をする予定だとされている。

ただ、エヴァのシリーズについては、過去に何度も上映が延期されてきた経緯がある。

碇シンジ役の緒方恵美さんも、「今初めて知った」

12年に3作目の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を公開した後、庵野監督は「鬱状態」になったと明かし、4作目の公開時期が宙に浮いたままになっていた。

こうした経緯があるだけに、ファンらの間では、公開時期について疑念が出ており、「宮崎駿引退と劇場版エヴァンゲリオンの公開予定年は信じるな」「実際は2025年くらいか...」といった声が漏れている。

エヴァ主人公の碇シンジ役をしている声優の緒方恵美さんは7月20日、公開告知の報道を受けてツイッターを更新し、「今初めて知った」と明かした。「...オリンピックイヤーなんだ...!」「...というツイートでおわかりのように、私は、『新劇場版については』なーんにも知りません」とも書いている。