古式ゆかしい「変体仮名」が商用・エンベッド含め自由に使えるフォント「Unicode変体仮名フォント」

ひらがなには小学校で教わる現用字体のほかに、今ではあまり使われることのなくなった「変体仮名」が存在します。PCに最初からインストールされているフォントには含まれていないので、通常ではPC上で利用することはできないのですが、これが利用可能になる「Unicode変体仮名フォント」をOE Waku(@wakufactory)氏が制作・公開しています。
Unicode変体仮名フォント

PCで利用したい場合は上記サイトの「ダウンロード」項目の下にある「UniHentaiKana-Regular.otf」ファイルをダウンロード。

ダウンロードしたファイルを右クリックして「インストール」を選択

インストールできたか確認してみます。ATOKなら「ATOK文字パレット」で「Unicode表」のタブを選択し、見出しで「Kana Supplement」を選びます。

デフォルトではフォントが「MS Pゴシック」になっているので、何の文字も表示されませんが……

フォントを先ほどインストールした「UniHentaiKana」に変更すると、変体仮名が表示されました。

Microsoft IMEの場合は「IMEパッド」の「文字一覧」で、「かな文字補助」の項目を開きます。フォントを「UniHentaiKana」にすると、ATOKのときと同様に変体仮名が表示されます。

使うときは入力する手立てがないので、それぞれの文字パッドからWordなどに貼り付ければOK。OE Waku氏は「文字の入力については、下の一覧からコピペするのが簡単でしょう」とコメントしているので、ダウンロード元ページの一覧からコピペするのもアリです。
これは前後の文字をMSゴシック、変体仮名のみUniHentaiKanaにして表示した「あかよろし」。花札で見かけるアレです。

うなぎ屋がのれんに変体仮名を用いていることがあるのを再現してみました。

なお、WOFFファイルも配布されているので、Webフォントとして使用することも可能です。
