JR北海道は過疎化や高規格道路網整備を背景に、鉄道利用が減って厳しい経営環境にある。2016年には単独で維持が困難な線区を公表し、沿線自治体と協議に入った。その一つで、自然豊かな道東のローカル線「釧網線」では観光に鉄道を生かす路線維持策の検討が始まった。鉄道を生活の足だけではなく、観光客を誘致する仕掛けにできるか。“観光鉄道”の成否はJR北の経営再建と北海道の観光産業の今後を占うものになる。2次