スープ&パスタ缶を手に持つ、チチブデンキ 小菅社長

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"らーめん缶"が"おでん缶"のライバルとしてから半年が過ぎた。"らーめん缶"は、おでん缶ブームの発祥の地であるチチブデンキを中心にアキバ全体へと広がり、今では"おでん缶"と並ぶアキバ土産の名物となった。"らーめん缶"はその後、"冷やし麺""ご当地らーめん缶"と、われわれ消費者を飽きさせない充実のラインナップの数で勝負してきた。

また"らーめん缶"の刺客としては、"うどん缶"が発売されるなど、アキバの缶詰事情は拡大の一途だ。そんなアキバの缶詰の世界に新たな展開があるとの連絡をチチブデンキ 小菅社長から直々にいただいたので、早速取材に出掛けた。

■3種類のパスタ缶を投入 - 天狗缶詰

アキバの"おでん缶"の会社として全国的に有名になった天狗缶詰は、10月に「カレーうどん」の缶詰の販売を開始したばかりだが、早くも3種類のパスタ缶を12月中旬より販売する。チチブデンキ 小菅社長のご厚意により、サンプルのパスタ缶をいただいたので、それぞれの缶について紹介しよう。

「ホワイト・クリーム コーンとマッシュルーム」は、コーンとマッシュルームが入ったホワイトクリーム仕立てだ。麺は天狗缶詰の「カレーうどん」と同様に、同社が独自開発した「こんにゃく麺」を使用している。缶を開けると、コーンの香ばしいニオイが立ちこめ、食欲をそそる。実際に試食してみると、麺はコシが強くシコシコとした食感があり、ホワイトソースとの絡みも絶妙だ。

「ホワイト・クリーム コーンとマッシュルーム」の中身「ホワイト・クリーム コーンとマッシュルーム」の缶
「ホワイト・クリーム コーンとマッシュルーム」の中身「ホワイト・クリーム コーンとマッシュルーム」の缶

「完熟トマト ベーコンとマッシュルーム」は、ベーコンとマッシュルームが入ったパスタ。完熟トマトをベースとしたスープが入っている。麺には、「ホワイト・クリーム コーンとマッシュルーム」と同じ「こんにゃく麺」を使用。缶を開けると、ほのかにトマトの良い香りがする。実際に食べてみると、トマトの酸味がほどよく、ベーコンの味が染みたスープも美味しく飲めた。
「完熟トマト ベーコンとマッシュルーム」の中身「完熟トマト ベーコンとマッシュルーム」の缶
「完熟トマト ベーコンとマッシュルーム」の中身「完熟トマト ベーコンとマッシュルーム」の缶

「ボンゴレ・ビアンコ あさりとマッシュルーム」は、その名前のとおりに「ボンゴレ・ビアンコ」。あさりとマッシュルーム入りのスープパスタだ。麺は、ほかのスープ&パスタと同じ「こんやく麺」。スープは、あさりの風味が良く、これだけでも飲み応えもある。
「ボンゴレ・ビアンコ あさりとマッシュルーム」の中身「ボンゴレ・ビアンコ あさりとマッシュルーム」の缶
「ボンゴレ・ビアンコ あさりとマッシュルーム」の中身「ボンゴレ・ビアンコ あさりとマッシュルーム」の缶

チチブデンキでは、"らーめん缶"のために増設した自動販売機に、今回発売される3種類のスープ&パスタ缶を投入して温かいかたちで提供し、お土産用に温めていない缶を店内で販売するそうだ。

■アキバの缶詰戦争はさらに激化へ

3種類のスープ&パスタ缶を編集部で試食してみたところ、1位は「ホワイト・クリーム コーンとマッシュルーム」、2位と3位は「完熟トマト ベーコンとマッシュルーム」または「ボンゴレ・ビアンコ あさりとマッシュルーム」という結果だった。缶詰ということもあり、いずれの商品も麺にスープが染み込み、そのぶん美味しさが増している感じがした。

チチブデンキ 小菅社長によると、天狗缶詰は、「That's麺CANシリーズ」というブランド名からも容易に推測できるように、"らーめん缶"に限らず"うどん缶"や"スープ&パスタ缶"など、バラエティに富んだ麺の缶詰を充実させていくようだ。天狗缶詰の担当者とは、日頃からいろいろなアイデアを出し合っているそうで、そばや白玉、ところてんなどのように、こんにゃく麺を使った缶詰は、まだまだ提供できるとのこと。

チチブデンキ 小菅社長とチチブデンキの店頭
チチブデンキ 小菅社長と"らーめん缶"の自動販売機チチブデンキの店頭

一方、天狗缶詰の事実上のライバル会社で、"博多ラーメン缶"を販売している"はかた寿賀や"は、本格鶏ガラしょうゆスープの「大江戸ラーメン缶」と、ピリ辛スープの「担担麺缶」を今月中に発売するそうだ。小菅社長によると早ければ12年中にも同社の新製品が出てくる可能性もあるという。新製品の詳細は教えていただけなかったが、はかた寿賀やは、どうやらご当地もののらーめん缶で勝負していくと思われる。

3種類の"おでん缶"から始めたチチブデンキの自動販売機も現在は麺缶が7種類、やきとり2種類の計12種類。今年中には、今回紹介した5種類の麺缶を合わせた計17種類となる。小菅社長いわく、「このぶんでいくと、そのうち20種類ぐらい揃いますよ。忙しくなりますが、楽しみです」とのコメントをいただいた。

缶詰と聞くと、われわれ消費者は「どこでも手に入るもの」と思いがちだが、現在、"らーめん缶"や"うどん缶"を出荷している缶詰メーカーはアキバでまず販売を開始し、その売れ行きを見てから全国展開するという戦略をとっている。チチブデンキ 小菅社長によると、新しい缶詰が発売になるや否や食品メーカーの担当者はこぞって同店に缶詰を買いに来るという。

さて、今回登場する"パスタ缶"は、"らーめん缶"、"おでん缶"の売上げを超えられるのか。アキバの缶詰戦争は、さらに激化の一途をたどりそうだ。

製品名:ホワイト・クリーム コーンとマッシュルーム、完熟トマト ベーコンとマッシュルーム、ボンゴレ・ビアンコ あさりとマッシュルーム
発売元:天狗缶詰
価格:300円(税込み)

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チチブデンキ編集部:関口哲司
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