中国大引:上海総合0.1%安で3日続落、ハイテク株高で下値は限定
週明け18日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.86ポイント(0.09%)安の4131.53ポイントと3日続落した。
中国経済の持ち直し期待が後退する流れ。取引時間中に公表された中国の月次経済統計では、4月の小売売上高や鉱工業生産の伸びが予想を大きく下回り、1〜4月の固定資産投資は予想外のマイナス成長に沈んでいる。ほか、1〜4月の不動産開発投資は減少率が予想以上に拡大した。そのほか、原油相場の高騰や、米長期金利の上昇基調なども重しとなっている。
ただ、下値は限定的。当局のハイテク産業育成方針が改めて意識されている。トランプ米大統領は15日、米半導体大手エヌビディア(NVDA/NASDAQ)の人工知能(AI)用半導体「H200」の納入を中国側が承認していないことを認めた。そのうえで記者団に対し、「H200は優れた製品で、中国はそれを必要としている。ただ、彼らはそうしない(購入しない)道を選んだ。自主開発を試みたいのだろう」などと語った。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、不動産の下げが目立つ。新城控股集団(601155/SH)が6.9%安、京能置業(600791/SH)が5.1%安、金地集団(600383/SH)が3.1%安、保利発展控股集団(600048/SH)が2.6%安、緑地HD(600606/SH)が2.0%安で引けた。
自動車株も安い。北汽福田汽車(600166/SH)と東風汽車(600006/SH)がそろって4.1%、長城汽車(601633/SH)が3.4%、北汽藍谷新能源科技(600733/SH)が3.0%、広州汽車集団(601238/SH)が2.6%ずつ下落した。
医薬株もさえない。北京同仁堂(600085/SH)が3.7%安、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が3.6%安、甘李薬業(603087/SH)が3.4%安、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.9%安、浙江華海薬業(600521/SH)が2.1%安、昭衍新薬(603127/SH)が2.0%安と値を下げている。素材株、消費株、金融株、運輸株なども売られた。
半面、ハイテク株は物色される。銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が10.0%(ストップ)高、光ファイバーケーブルの飛光繊光纜(601869/SH)が6.7%高、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が6.6%高、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が4.5%高で取引を終えた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、半導体製造装置大手の盛美半導体設備(上海)(688082/SH)が5.7%高。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は0.8%逆行高している。エネルギー株、通信株も買われた。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が7.42ポイント(2.56%)安の281.92ポイント、深センB株指数が12.52ポイント(1.10%)安の1129.22ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
中国経済の持ち直し期待が後退する流れ。取引時間中に公表された中国の月次経済統計では、4月の小売売上高や鉱工業生産の伸びが予想を大きく下回り、1〜4月の固定資産投資は予想外のマイナス成長に沈んでいる。ほか、1〜4月の不動産開発投資は減少率が予想以上に拡大した。そのほか、原油相場の高騰や、米長期金利の上昇基調なども重しとなっている。
ただ、下値は限定的。当局のハイテク産業育成方針が改めて意識されている。トランプ米大統領は15日、米半導体大手エヌビディア(NVDA/NASDAQ)の人工知能(AI)用半導体「H200」の納入を中国側が承認していないことを認めた。そのうえで記者団に対し、「H200は優れた製品で、中国はそれを必要としている。ただ、彼らはそうしない(購入しない)道を選んだ。自主開発を試みたいのだろう」などと語った。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、不動産の下げが目立つ。新城控股集団(601155/SH)が6.9%安、京能置業(600791/SH)が5.1%安、金地集団(600383/SH)が3.1%安、保利発展控股集団(600048/SH)が2.6%安、緑地HD(600606/SH)が2.0%安で引けた。
自動車株も安い。北汽福田汽車(600166/SH)と東風汽車(600006/SH)がそろって4.1%、長城汽車(601633/SH)が3.4%、北汽藍谷新能源科技(600733/SH)が3.0%、広州汽車集団(601238/SH)が2.6%ずつ下落した。
医薬株もさえない。北京同仁堂(600085/SH)が3.7%安、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が3.6%安、甘李薬業(603087/SH)が3.4%安、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.9%安、浙江華海薬業(600521/SH)が2.1%安、昭衍新薬(603127/SH)が2.0%安と値を下げている。素材株、消費株、金融株、運輸株なども売られた。
半面、ハイテク株は物色される。銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が10.0%(ストップ)高、光ファイバーケーブルの飛光繊光纜(601869/SH)が6.7%高、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が6.6%高、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が4.5%高で取引を終えた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、半導体製造装置大手の盛美半導体設備(上海)(688082/SH)が5.7%高。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は0.8%逆行高している。エネルギー株、通信株も買われた。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が7.42ポイント(2.56%)安の281.92ポイント、深センB株指数が12.52ポイント(1.10%)安の1129.22ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
