大谷翔平の徹底ルーティンを侍J指揮官も絶賛!「休むのも勇気」と試合後は濡れ髪で“定時”帰宅
台湾、韓国に連勝し、1次ラウンド突破を決めた侍ジャパン。2試合連続本塁打を放つなど、その原動力となった大谷翔平(31=ドジャース)は中日と壮行試合を行った名古屋でチームに合流。その際、ド軍のトレーナーは不在だったが、周囲は全く心配する様子はなかった。
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大谷のマネジメント業務に携わり、2017年12月のエンゼルス入団時の会見にも同席したマット日高氏は今大会、代理人のネズ・バレロ氏とともに試合会場に通うなど、サポートをしている。その日高氏は、「彼は自分のルーティンがしっかりしていますから、調整に関してのサポートは、特にこれというものはありません」と言う。大谷は東京ドームの会見で、「基本的に練習をやりたがるのが選手。やれるうちはやっていい、春先なので、調子を感覚的に100%の状態に持っていくのは難しい。時には休む、練習をやらないのも勇気だと思う」と言った。やれることはやるが、休む時は休む。年を重ねてそのルーティンが一層、確立されているようだ。
1次ラウンドが行われる東京ドームには、山本由伸(ドジャース)、村上宗隆(ホワイトソックス)らと同様に、私服で“通勤”。チーム宿舎ではなく、自宅から通っているとみられる。名古屋、大阪滞在時は、チーム宿舎を利用していた。
試合後はすぐさまシャワーを浴び、濡れ髪のまま颯爽と帰宅する。少しでも睡眠に時間を割きたいのだろう。MLB関係者は、「トレーニングに関しては、特別なことはやっていませんし、あくまで球場で完結しています。自宅ではせいぜい、ストレッチや食事による体調管理をしているくらいだと聞いています」と、こう続ける。
「ド軍のスプリングトレーニングは、ほとんど決まった時間に練習を終え、帰宅していたと聞きました。昨年までは遅い時間まで練習施設に残る日もありましたけど、1日にやることをしっかりスケジューリングし、体を休める時間も大事にしているようです」
今大会、井端弘和監督は、大谷の試合前の様子について、「試合前のルーティン的なものを裏で見てましたけど、その辺はさすがだなと」としたうえで、こう続ける。
「自分の体のことがわかっているし、そのための準備を裏でやっている。初戦から外でフリー打撃をやってもらってますけど、それだけの違い。打撃練習をやった後の準備もきっちりやっている。試合前にはチームを鼓舞するところもやってくれて、凄くありがたい」
「鍼治療もしたことがない」
大谷の試合前のルーティンとしては、肩関節、股関節の柔軟性を高めるストレッチなどがあり、ド軍の同僚であるベッツは、試合の30分前に必ずお茶を飲んで試合に臨んでいることを明かしている。
「睡眠時間は1日10時間。周囲には『寝ろと言われればいくらでも寝られる』と言うほど。練習量を減らして睡眠時間を確保するのもひとつのルーティンでしょう。もともと筋肉がしなやかで強靱。試合中に背中や腰に強い張りが出ても、翌日にはケロッとして、特大の本塁打を打つ。普段からマッサージや治療器は使うことはあっても、基本はストレッチが中心。これまで鍼治療もしたことがないそうですから」(前出の関係者)
そんな大谷は今大会、打者としてDHに専念する一方、ドジャースの公式戦では開幕から投打二刀流で臨むべく、投手の調整を進めている。8日の豪州戦前は投手調整の一環として、外野フェンス手前でキャッチボール、遠投を行った。
能見投手コーチはこの日、投手練習のスケジュール、メニューに関し、ド軍と連携を取っていることを明かした。通訳兼データアナリストのウィル・アイアトン氏が大谷の状態を確認し、ド軍に報告。非公開練習日だった去る5日は、チーム本隊とは別に都内某所でライブBPを行ったという。
1次ラウンドを突破し、米国で行われる準々決勝進出を決めた侍ジャパン。大谷はこの日、3打数無安打ながら、3戦で打率.556、2本塁打、6打点と好調を維持。チームは豪州相手に4-3で接戦を拾い、3連勝を飾った。米国での準々決勝からは、今後は多くのメジャーリーガーが参戦する米国、ドミニカ共和国などの強敵と相対するが、“サポート不要”の強靱肉体を持つ大谷の存在感は、チーム内で大きくなる一方だ。
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侍ジャパン周辺では、大谷の態度の“変貌ぶり”が話題を呼んでいる。前回大会時は近寄りがたい雰囲気を漂わせ、実績ある大物OBを無視することもあった。ところが、今回はまるで別人のような振る舞いを見せているという。日本ハム時代のチームメートだった近藤健介も「自覚が出てきたのでは」と認めているほどだ。いったいどういうことか。
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