YouTubeチャンネル「マイキーの非道徳な社会学」が、『【第2章 各国の金融政策】日本は利上げで大打撃か?2026年金融×財政×関税で荒れる相場を徹底予想【マイキー佐野 投資学】』と題した動画を公開した。実業家のマイキー佐野氏が、2026年に向けた世界経済の行方を、金融・財政・関税という三つの政策軸から俯瞰的に読み解いている。前回動画で示された成長とインフレの流れを前提に、今回は各国政策の「ズレ」が市場に与える影響に焦点を当てている点が特徴である。

まず金融政策では、「世界は利下げ、日本は利上げ」という非対称な構図が示される。多くの国が景気下支えを優先して緩和方向に進む一方で、日本銀行だけが金融正常化に向かう可能性が高いとされる。この結果、円高圧力や円キャリー取引の巻き戻しが生じ、市場のボラティリティを押し上げるリスクが意識される。米国ではFRBが政治的圧力と粘着的なインフレの間で判断を迫られ、欧州や英国、中国は成長鈍化への対応として利下げ姿勢を維持するとの見方が示される。中央銀行ごとの判断がばらつくことで、資金フローが不安定化する可能性についても触れられている。

次に財政政策では、2026年は政府が経済の主役になる年として語られる。選挙や安全保障といった政治要因を背景に、日米欧の主要国が財政出動を拡大し、景気を下支えする姿勢を強める一方で、債務の膨張が市場の懸念材料として残る構図が整理される。金融緩和と財政拡張が同時に進むことで、金利が下がりにくい環境が続く可能性にも言及されている。

さらに関税政策については、一時的な交渉カードではなく、国家運営の前提条件として定着していく流れが示される。特に財政面では、関税が安定的な財源として扱われる傾向が強まり、企業はその前提のもとでサプライチェーンの再編を迫られる状況が想定される。金融・財政・関税という三つの政策が同時に動くことで、2026年の市場は不確実性の高い局面を迎える可能性があるというのが佐野氏の見立てであり、今回の動画は各国政策の方向性を大枠で整理するための視点を与える内容となっている。

チャンネル情報

マイキー佐野です経済・金融・投資・経営・最新の研究やニュースなど様々なテーマについて、ズバズバ切り込んで話していきます〜2021年より最新の学術理論、経営学、経済学、社会学を紹介するYouTube「マイキーの非道徳な社会学」を開始現在はアカデミズム関係者・経営者・投資家・学生が参加するビジネススクールも運営