この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

現在の中古戸建て市場は、条件の良い物件はすぐに売れてしまう一方で、条件が少し悪い物件は残ってしまうという「二極化」が進んでいます。
「売れ残っている物件には、必ず何らかの理由が潜んでいる」と、さくら事務所執行役員CROの田村啓さんは警告します。
今回は、2025年~2026年に中古戸建てを買う方が特に注意すべき「危険な物件ワースト3」と、プロが見抜くチェックポイントを解説してもらいました。

■ ワースト1:空き家・空室期間が長い物件
空き家期間が長い物件は、単に経年劣化が進むだけでなく、冬場に特有の大きなリスクを抱えています。
・誰も住んでないからこそ危険な「凍害」:誰も住んでいない家は、水道管の中に水が溜まったまま動かない状態になります。すると、冬場に水が凍って水道管が破裂(凍害)するリスクが高まります。温暖な地域でも山間部などでは起こり得ます。
田村さん:「私自身も昔、蛇口をひねったらかき氷みたいなものが出てきて、ゾッとした経験があります」
・見抜き方:ホームインスペクターは、家の水道を全て止めた状態で、道路側にある給水メーターの微小な回転がないかを確認し、水漏れの可能性をチェックします。

■ ワースト2:断熱性能が低い住宅
内見で「めちゃくちゃ寒い」と感じた家は、単なる寒さだけでなく、将来的なリスクを抱えています。
・資産価値が下がるリスク:2025年4月以降、建物の省エネ性能が初めて義務化されます。今後も基準は上がっていくため、今の最低基準を大きく下回る断熱性能の低い住宅は、将来、「古い基準の家」として資産価値が下がる可能性があります。
・健康と光熱費への影響:寒い家は、健康に悪影響を及ぼし、風邪を引きやすくなるなど体調を崩す原因になります。もちろん、暖房費として高額な光熱費がかかることになります。
【対策】
断熱性能が低いからといって「絶対にダメ」ではありませんが、リスクを理解した上で購入すべきです。窓、床下、天井の断熱改修は後から可能で、特に窓の断熱改修には補助金・助成金が充実しているので、ぜひ活用しましょう。

■ ワースト3:買い取り再販(リノベーション済み)物件
「リフォーム済み」「リノベーション済み」として売られている物件は、一見きれいですが、コストカットが原因で「お化粧だけ」で終わっているケースがあります。
・リフォームの裏側:買い取り再販は、仕入れ値と販売価格の差額で利益を出すビジネスモデルです。そのため、リフォームにかける費用が抑えられやすい構造になっています。
・危険なごまかし:コストカットのために、本来なら交換すべき箇所が放置されていることがあります。
事例:結露で傷んでボロボロになった窓枠を交換せず、上からペンキを塗ってごまかしているケース。パッと見は綺麗ですが、よく見ると「ボソボソして、ドライバーでつくと穴が開きそう」と例えるなら麩菓子みたいな状態になっていることがあります。
・保証の対象外:リノベーション業者による2年間の瑕疵保証は、構造や雨漏りなど、大きな不具合のみが対象です。「結露」や「結露による窓枠の痛み」は基本的に保証の対象外となってしまう点に注意が必要です。

【まとめ】売れ残り物件こそ、プロの目で慎重に!
現在の中古市場で売れ残っている物件には、今回解説したような「凍害リスク」「断熱性能の低さ」「リフォームの不備」といった、目に見えない・気づきにくい注意点が隠れている可能性が高いです。
中古物件を購入する際は、ホームインスペクション(住宅診断)を利用し、プロの専門的な知見でリスクを洗い出すことが、安心・安全な取引を進めるための最善策となります。

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