「こんなサッカー場見たことない」 女子国際大会で物議“水没ピッチ”になった過程に海外困惑
北中米女子ゴールドカップ
劣悪ピッチの中で試合が行われ、選手のプレーに大きな影響を及ぼしたことで話題になったサッカーの国際大会、CONCACAF女子ゴールドカップ。6日(日本時間7日)準決勝、米国―カナダ戦はピッチに大きな水たまりができ、パスもドリブルもほとんどできない状況で各方面に波紋を呼んだ。米記者は、試合直前からのピッチ状態の変化を時系列で紹介。画像などを公開すると、ファンから「誰のせいなんだ」「どんなピッチでも対処できなかった」など、さまざまな声が寄せられている。
予想を大きく超えていた。カナダのバックパスが水たまりにはまって止まり、米国の先制点が生まれた準決勝。ピッチ中央での攻防では米国のパスが味方に通る前に止まり、カナダの選手たちは浮き球で対応。接触プレーの際には激しい水しぶきが上がるなど、サッカーをするコンディションからは程遠かった。
米ペンシルベニア州地元紙「フィラデルフィア・インクワイアラー」でチーフ特派員を務めるジョナサン・タンネンヴァルト氏は自身のX(旧ツイッター)に「振り返る時間があったから、今夜のスバル・パークのフィールドが変化していくタイムラプスを作ってみた」とつづって、試合前に撮影された動画と画像を公開した。
「1. 6:54 p.m. 試合前のウォーミングアップ」と題した動画では、既に雨が降り始めている中で、練習が行われている。「2. 7:23 p.m. ウォーミングアップ終了直後」の画像はピッチがうっすら光り始め「3. 7:40 p.m. プレー中」の画像ではセンターサークルを中心に水たまりが目立つ状況。最後は「4. 8:04 p.m. 遅延中」とあるように試合が一時中断したことを示している。ピッチはそれぞれのゴール前を除き、芝が“水没”してしまっているのを見ても、短時間で大雨が降ったことがわかる。
これには米ファンから「誰のせいなんだ。フィールドの設計に欠陥があるのか?」「スバル・パークでの雨の試合に何度も行ったことがある。でもこんなサッカー場見たことない!」と厳しい指摘が。「1つ目は全体的にプレーできるフィールド。2つ目はびしょ濡れだけど、まあ大丈夫。国歌が始まってから終わるまでで悪化した」「雨でフィールドのコンディションが悪かったため、試合は中断された」といった声が上がった一方で「どうやら急速に吹き荒れて、キックオフ間際に悪化したようだ。どんなピッチでもこの水には対処できなかったと思う」と擁護する向きも見られている。
大会は10日(日本時間11日)に決勝が行われ、“水没ピッチ”を乗り越えた米国がブラジルを1-0で破り、新設大会の第1回女王に輝いた。
(THE ANSWER編集部)

