ゆうパック「スマホ割」は、ヤマト「デジタル割」よりもお得? 便利? 比較してみた

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宅配便業者の大手 ヤマト運輸は「デジタル割」というサービスを提供している。
「デジタル割」では、送り状を手書きしなくてもよかったり、割り引きが受けられたりする。

一方、競合である日本郵便のゆうパックでも似たようなサービスが提供されている。
WEB 決済型ゆうパック「ゆうパックスマホ割」サービスだ。

「ゆうパックスマホ割」は2018年から開始されていたようだが、実は、筆者はつい最近CMで見て知ったので、試してみた。

「スマホ割」を利用するには、ヤマト同様、会員登録と専用アプリが必要となる。


アプリをインストールし、会員登録する



次にクレジットカードを登録する



よく送る宛先がある場合は、アドレス帳から登録しておこう



●荷物を送る手順
上記の準備が終了したら「あて名ラベル作成」をタップしよう。
依頼主や届け先、荷物の大きさや品名、発送予定場所などを入力して登録し、次にクレジットカードによる支払いを済ませる。


トップ画面から「あて名ラベル作成」を選んで進める


ここまで済ませたら郵便局に荷物を持ち込み、アプリ上に表示したQRコードを「ゆうプリタッチ」という専用端末で読み込めば、あて名ラベルが印字される。
「ゆうプリタッチ」未設置郵便局の場合は、郵便局窓口で印刷してくれる。


●割引額は?
割引額は、180円だ。条件は以下の通り。
・アプリを使ってクレジット決済すること
・荷物は郵便局に持っていくこと

ほかに、
・「郵便局受取割引」:郵便局を受け取り場所に指定すると100円引き
・「継続利用割引」:直近1年間に10個以上の利用で割引後の金額から 10%割引
などの割引サービスもある。

また、受取人の住所がわからない場合でも、受取人が指定する郵便局やコンビニ、受取等ロッカー「はこぽす」に荷物を発送することが可能なので、ネット上の個人売買や住所を知らないLINE上の友だちへの荷物発送などにも利用できる。


●ヤマトとゆうパック、どちらがお得?
では、ヤマトの「デジタル割」とゆうパックの「スマホ割」、どちらがお得だろうか。
「100サイズの荷物を東京から徳島に送る」というシチュエーションで比較してみた。

ヤマト
 通常料金 1,445円
 割引後  1,235円(210円の割引)

ゆうパック
 通常料金 1,440円
 割引後  1,380円(180円の割引)

ヤマトの場合は、宅急便センターへの持ち込みの場合を想定している。コンビニ持ち込みだと160円の割引なので、ゆうパックのほうが安くなる。
ゆうパックの条件は、事前決済と郵便局への持ち込みだ。

受け取り先を郵便局に指定するというのは現実的ではないため、ここでは対象としていない。もし、荷物をしょっちゅう送る人は、1年間で10個以上なら10%割引になるので、かなり安くなるだろう。


●ゆうパックは従来サービスとの併用は不可
ただし、ゆうパックはスマホ割とは別に、
 ・持込割:ゆうパック取扱所に持ち込んだ場合は120円割引
 ・同一あて先割引:1年以内に同じあて先に送る場合は60円割引
というサービスを実施している。

スマホ割は、上記の割引サービスとは併用できない。
筆者の場合、年に2〜3度は実家の徳島に帰省し、帰りには必ず荷物を送るため、同一あて先割引も利用できるし、車社会の徳島では持ち込みも難しいことではないため、これまでもスマホ割と同等の割引を受けていた。
それもあって、スマホ割にあまり魅力を感じてこなかった。
またさらにお得となる1年10個以上という条件も、筆者の場合は達成が難しいということもあった。

筆者の場合、
徳島から荷物を発送する場合は、郵便局が近いのでヤマトよりも郵便局を利用。
東京から荷物を送る場合は、ヤマトの宅急便センターのほうが近いのでヤマトを利用。
このように使い分けて割引を受けるというのが、最善の使い方だ。

ゆうパックももう一段踏み込んだ割引または便利なサービスを提供してくれることに期待したい。


執筆 内藤由美