指1本1本が衝撃吸収するロボットハンド開発、何が実現できる?
モーターの回転方向を磁石歯車で90度変換して、遊星歯車減速機で回転力を増やす。磁石歯車は摩擦がなく、モーターの力と外からの力の双方を伝達できる。傘歯車などの方向変換機構は摩擦が大きかった。
磁石歯車は強い力がかかると滑るため、過剰な負荷から機構を守るトルクリミッターとして機能する。各モーターはサーボ機構で回転角度を計測しており精密に制御できる。
ロボットハンドとしては、製造ラインを流れてくる製品をそのまま指で受け止めつつ、モノをつかむ動作が可能になる。従来は対象を決まった位置で静止させてから拾い上げていた。
製作にあたりマイクロテック・ラボラトリー(相模原市南区)と信電舎(東京都江戸川区)、エフ・イー・シー(埼玉県狭山市)の協力を受けた。
