生産性が倍増した「細胞コロニー自動ピッキング装置」とは?
試料を入れた容器から試料を吸って、分析機器に注入するオートサンプラーの技術を応用した。熟練の培養者の作業を観察して機能に盛り込むことで、人と同じように狙った細胞コロニーだけをピペットで吸い取り、別容器に移し替えられるようにした。操作はタブレット端末からで、画面に映る顕微鏡画像から狙いを定め、ボタンを押すと自動でピッキングできる。
顕微鏡を見ながらの手作業によるピッキングは、その合間に撮影作業を行うため、作業負担が大きく、手作業の習熟度も必要だった。細胞コロニー48個のピッキング作業(採取コロニーの選定、撮影作業を含む)で新製品と手作業を比較すると新製品の作業時間90分に対し、手作業は175分だった。細胞へのダメージレスや、人と違ってバラつきがないことも確認した。
再生医療関連市場は、消耗品やサービス、装置などで需要の拡大が見込まれている。
