一緒に飲んだ人、そしてテレビを観る人皆を、なんだか幸せな気分にしてくれる?偉大なる酔っ払い〞吉田類。酒場を愛する粋な詩人の目線で、基本はおおらかに、時に厳しく、混迷する日本や世界情勢について語ります!

今回は類さん流プロポーションKEEP術と、理不尽なクレーム事情について聞きました。(やはり酒を片手に)




Q.食欲の秋! 類さん流プロポーションKEEP術は?
「食事をセーブ&ふくらはぎを鍛える!」


――サンマに松茸、栗にかぼちゃにトリュフに……、いやあ、食欲の秋到来ですねえ。

類「そうだよね〜。いやっ、でも僕は今ダイエット中だから食事は頑張ってセーブして、運動も心がけているよ!」

――ダイエット!? 類さん全然印象変わらないですけど?

類「ご存知の通り、僕は山に登るから、体重が少しでも増えると膝に負担がかかってしまうんですよ。だから、自分の中の目安の体重を超えたら、すかさず対処するようにしていてね。さっきもお寿司屋さんで食事をしたけれど、職人さんにお願いしてシャリは小さく握ってもらったよ」

――そういえば、少し前のニュースで「糖質制限をしている人が回転寿司屋さんでご飯を残してネタだけ食べる」って問題になってました!

類「回転寿司屋さんだとちょっとマズいだろうね。町のお寿司屋さんならば、刺身だけ、とか、シャリの調節も細かくお願いできていいよ」

――なるほど。運動はジムでトレーニングですか?

類「昔みっちり通って土台の筋肉をしっかりつけたから、今は日常生活の中で長く歩いたり、荷物をダンベル代わりにするといった方法で維持できている。歩くときに意識すべきは、とにかくふくらはぎ! 血液を巡らせるポンプの役割をするし、内臓を鍛えるには筋肉から、が身上だから、それは常に意識しているよ」

――私は最近、食べる量はピーク時より少ないのに体重は全然減らないどころか、増えた! 加齢の影響かな……。

類「筋肉の付け方を習得しているから、山を1日5km歩いて1kg減らせるんだな、僕は。自然の中でおいしい空気を吸いながら気持よく歩いて、快適ダイエットですよ」

――あと、美味しい食材満載の季節の今、食べ物の誘惑に耐えるのが辛い……!

類「そういう人はとにかく、目標や目的をしっかり掲げたほうがいいよね。?あの素敵な洋服を着こなしたい!〞とか。ちなみに僕、長年イッセイミヤケを、袖や裾も一切サイズ直さずに着てるんだよ!」

――ファッショニスタ!


理不尽なクレームに逆ギレ、許されるのか?




Q.理不尽なクレームに逆ギレ、許される?
「モラルと品性、高めましょうよ!」


――9月に見聞きした報道でもっとも驚いたのが、「近鉄の駅のホームで人身事故の対応をしていた車掌さんが、線路の上を逃走して高架橋から飛び降りた」という事件でした。

類「車掌さん、一体どうしちゃったの!? 怪我は?」

――なんでも、人身事故の影響による運行状況の変更などについて数人の乗客から詰問されて、言い争いになった後に逆上してそういう行動をとってしまったらしいです。怪我については、命に別状はないものの重症だそう。

類「うーん……、それは責めた側の乗客たちが、駅の人を問い詰めることで、日頃の鬱憤ばらしをしているように感じる話だねえ」

――その人を責めたところで電車が運行再開できるわけじゃないですもんね。それよりは、速やかに事故後の処理をしてもらったほうが、より早く、スムーズに電車を走らせられるはずなのに!

類「大阪の言葉って独特の語気の強さはあるなあと感じることがあって、それがその人のキャラクターとして楽しい場合もたくさんあるんだけれど、諍い事となると、どうしても当たりが強くなるからね。車掌さんも理不尽な気持ちになって耐えられなくなってしまったんだろうね」

――世論も、駅員さんに同情する声が多く、近鉄には「社員を守ってあげて」という声も多く寄せられたそうです。

類「ホームでの人身事故といえば、全国の駅で起きている6割以上が酔客らしいんだ。それで去年、JR大阪駅で『お酒を飲んでも無事に帰る隊』というキャンペーンがあって、僕、その隊長を務めたんだよ」

――揉め事の原因となる事故を減らすことも大事ですね。

類「そのとき標語として詠んだのが『真ごころの 眼差しありて 青葉木菟(アオバズク)』という句。フクロウは絶えず世の中を見守っている、転じて、酔っていても品性のある振る舞いを、という思いを込めたんだ」

――いい意味で、常に人の視線を意識して自己を律せねば。

類「大人の品性、大切だよ!」



■プロフィール
よしだるい ホストを務めるBS-TBS『吉田類の酒場放浪記』は、飄々としたキャラクターで大人気番組に。高知県観光特使及び仁淀川町観光特使としても活躍。DVD『北海道ぶらり街めぐり』が順次発売中。