鎌倉市議会の2階に設置された金色のネームプレートが、「税金の無駄遣いではないか」と物議を醸している。

【映像】物議を醸した“金色”ネームプレート(拡大)

 プレートには現職の市議25人のほか、歴代の議長、副議長の名が記されている。かかった費用は、387万円に上るという。

 この豪華すぎるとも思える金色ネームプレートに対し、街の人々からは「高っ!そこに残すことが必要?みたいな」「無駄遣い。教育(に使ってほしい)。もっと有意義な使い方をしてほしい」「ちょっと高すぎますね。無駄じゃない?見る人いますか?」といった厳しい声が寄せられた。

 実はこのプレートが設置されているのは市議会の議場前のロビー。そもそも議会の傍聴でもなければ、税金387万円が投入されたプレートが市民が目に触れることはほとんどない。

 今回、ABEMA的ニュースショーの取材に対し市の担当者は、その支出の内訳を公開してくれた。市長部局(パネル設置)が159万3625円、議会事務局(プレート作成)が227万9585円で合計387万3210円。金色に見えるプレートは実は真鍮製で1枚1万950円だという。

 支出について、鎌倉市議会の中澤克之議長は「議長は高額な鎌倉彫の額から名前だけに簡素化した。手続き的にも何ら瑕疵はない」と朝日新聞の取材に対して述べている。さらに、鎌倉市の松尾崇市長も「支出が適正ではない、ということはない」としている。

 一方で、4月28日には「無駄な支出」だとして住民監査請求が出されたという。

 この金色ネームプレートについて、ジャーナリストの青山和弘氏は「最大の問題はこれが何の経済効果も生み出さないこと。『くまモン』や電車(清瀬市の寝台列車・夢空間の展示)は利用するけれど、これでお金を生むことはない」と指摘した。

(『ABEMA的ニュースショー』より)