この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

サイエンスアーティスト・市岡元気先生が自身のYouTubeチャンネルで公開した「ネットで買ったペンダントが放射線を出している?研究所に持ち込んでガチ検証してみた!」で、インターネット通販で購入したペンダントに隠された驚くべき事実を明らかにしている。

動画の冒頭で元気先生は、「インターネットで売っているペンダントがなんと!放射線を出している」という情報を元に検証を開始。実際に複数のペンダントを購入し、手持ちのガイガーカウンターで測定すると、平常時の空間線量率0.1μSv/h程度に対し、ペンダントからは0.46μSv/hといった明らかに高い数値が検出され、「う!おおえ?!あ!」「めっちゃ上がってる」と驚きを隠せない様子だった。

この結果を受け、元気先生は「僕がインターネットでポチっと買った簡単な機器ではなく、ガチの分析機器を使って、ガチに分析してもらいに行きましょう!」と宣言。協力を求めたのは、「日本で一番原子力について研究している」という日本原子力研究開発機構(JAEA)だ。JAEAの放射線計測専門家と共に、高性能な「ゲルマニウム半導体検出器」を用いてペンダントの詳細な成分分析を行った。専門家はこの装置について「これでもっていわゆる放射線のうちγ線とかX線というものを測ります」と解説した。

数分間の測定と専門的な解析の結果、ペンダントに含まれる放射性物質の正体が判明。動画の最後で元気先生は、分析データを示しながら「それぞれのガラスに含まれている核種(放射線を出している物質)3つとも一緒だった」と報告。検出されたのはアクチニウム228、ラジウム224、鉛212、ビスマス212、タリウム208といった複数の放射性核種で、これらはトリウム232の崩壊系列に属するものだという。このことから元気先生は「元はトリウムだった可能性がある」と結論づけた。

この検証動画は、インターネットで手軽に購入できるアクセサリーにも予期せぬ危険が潜んでいる可能性を示唆しており、科学的な検証の重要性を改めて伝える内容となっている。安易な購入の前に、製品の安全性を確認することの大切さを教えてくれる。

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