【ファンキー通信】「やおい」が海を越えて「ブロードウェイ」に進出!?

海外のおたく事情に詳しい、アニメ情報サイト「アニメ!アニメ!」の編集者Sさんの話によると、アメリカではやおいマンガは書店で買うことが難しく、BL系を扱うコミック専門店も数少ないため、入手困難であるという。しかしアニメコンベンションの「ディーラーズルーム」(日本でいうところのコミケにある企業ブースのような感じ)というイベントで即売会が行われていて、そこで買っていく人が多いそう。でも、アメリカ人の読むやおいマンガって、やっぱり絵のタッチもアメコミ調なの?
「アメリカでは日本のマンガを翻訳したものがほとんどですが、現地の外国人やおい作家の作品もありますよ。でも日本のもののほうが人気が高いのでは・・・」(「アニメ!アニメ!」編集者Sさん)
しかも、最近では「やおい」という言葉も浸透しているらしく、海外のヲタ達の間では「Yaoi」と表記されているそう。マンガの系統は理解しているがネーミングの由来である「やまなし・オチなし・意味なし」ということまでわかっているかどうかは定かではないという(ちなみに「腐女子」という言葉はまだ広まっていない様子)。
さらに驚きだったのは、海外ヲタ達の間では、秋葉原と同じくらい『中野ブロードウェイ』が観光地として人気が高いというのだ! う〜ん、たしかにマニアックで、ただならぬ雰囲気溢れる『中野ブロードウェイ』は、オタクにしてみたらたまらないスポットなのかもしれない。秋葉原・池袋に続いて「中野」がオタクの新名所になる日も近いかも・・・!?(坂井あやの/verb)
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アニメ!アニメ! - 文中で紹介したアニメ情報のWebサイト