【ホープフルS見どころ】東スポ杯覇者ガストリックの無傷3連勝なるか

2022年最後のJRA重賞。ここはガストリックに注目したい。新馬戦、東京スポーツ杯2歳Sに続く3連勝なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■12/28(水) ホープフルS(2歳・牡牝・GI・中山芝2000m)
ガストリック(牡2、美浦・上原博之厩舎)はジャスタウェイ産駒で、東京芝1800mの新馬戦で鋭い追い込みを決めて勝ち上がると、2戦目の東京スポーツ杯2歳Sも差し切ってデビュー2連勝。脚質からして今回は中山替わりが課題となりそうだが、こなして鞍上の三浦皇成騎手と人馬共にGI初制覇なるか。
ミッキーカプチーノ(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)はエピファネイア産駒で、新馬戦、葉牡丹賞でデビュー2連勝中。特に前走に関しては後続に3馬身半差を付ける圧勝劇で、大物感を漂わせる走りだった。コース経験があるのはアドバンテージであり、初の重賞でも期待は十分。鞍上は戸崎圭太騎手。
ハーツコンチェルト(牡2、美浦・武井亮厩舎)は中京芝2000mの新馬戦を8馬身差で圧勝して素質の片りんを披露。前走の東京スポーツ杯2歳Sは3着に敗れたが、距離短縮と出負けにより流れに乗り切れなかった模様。ここで改めて期待したい。鞍上は松山弘平騎手。
その他、京都2歳Sを逃げ切ったグリューネグリーン(牡2、美浦・相沢郁厩舎)、デビュー2連勝中のファントムシーフ(牡2、栗東・西村真幸厩舎)、未勝利と百日草特別を連勝中のキングズレイン(牡2、美浦・手塚貴久厩舎)、京都2歳Sの2着馬トップナイフ(牡2、栗東・昆貢厩舎)、未勝利を4馬身差で制したセレンディピティ(牡2、栗東・音無秀孝厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時25分。