去就が注目されているC・ロナウド(左)とネイマール(右)。(C)Getty Images

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 現地時間7月5日、英国メディア『football.london』は、「チェルシーの新オーナーには、クリスチアーノ・ロナウドとネイマールにオファーを出す用意がある」と伝えた。

 ロマン・アブラモビッチ氏の手を離れたチェルシーを買収し、新オーナーとなったトッド・ベイリー氏は、現地スポーツチャンネル『Sky Sports』によれば、今夏の補強候補としてネイマールを熱望しているという。パリSG側も売却に前向きな姿勢を見せており、ネイマールの代理人とベイリー氏がすでに接触したという報道もある。

 さらに、マンチェスター・ユナイテッドを離れることを希望しているというクリスチアーノ・ロナウドの獲得も視野に入れているようだ。現地報道によれば、ポルトガル代表FWはクラブ側に「適切なオファーがあれば出ていきたい」という希望を伝えたとされる。週明けから開始されたプレシーズンのトレーニングにも、月曜、火曜ともに「家族の事情」を理由に欠席するなど、「移籍に向けても気持ちは固い」(『football.london』)と見られる。
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 また、英紙『The Sun』も「新オーナーのベイリーは、C・ロナウドとネイマールの獲得に乗り気だ。トーマス・トゥヘル監督には、今夏に少なくともあと6人の補強を約束している」と伝えた。

「誰も予想していなかったが、クリスチアーノ・ロナウドとネイマールの現状は”オープン”な状態になった。これに対して、チェルシーは資金を惜しみなく注ぎ込むことによって、センセーショナルなイメージを与えることを目的としており、C・ロナウドにとってはチャンピオンズ・リーグを戦う場所が与えられ、ネイマールはプレミア挑戦というテーマに取り組むことができるようになるというメリットがある」

 ただ、チェルシーを率いるトゥヘル監督が獲得に乗り気であるかどうかは、「現時点では不明」とのこと。スター選手2人の獲得というビッグディールが成立するのか、今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部