by Carlos Varela

PC・スマートフォン向けのセキュリティソフト提供で知られるMcAfee(マカフィー)の発行済み株式を、投資家集団がすべて取得することが発表されました。取得価格は1株26ドル(約3000円)で、売却報道が出る直前取引日の終値・21.21ドル(約2400円)に22.6%の割増金を加えたものです。

McAfee to Be Acquired by an Investor Group for over $14 Billion | McAfee, LLC

https://ir.mcafee.com/news-releases/news-release-details/mcafee-be-acquired-investor-group-over-14-billion



Security software company McAfee acquired for $14 billion - The Verge

https://www.theverge.com/2021/11/8/22769910/mcafee-private-investor-group-acquisition-software

マカフィーは1987年創業。創業者は2021年6月に亡くなったジョン・マカフィー氏です。マカフィー氏自身は1994年にマカフィーを辞めています。

その後、2010年にIntelがマカフィーを76億8000億ドル(当時のレートで約6650億円)で買収。2014年にマカフィーはIPOを行って、Intelと投資ファンド・TPGの子会社となり、2017年にはIntelから分離して、純粋なサイバーセキュリティ企業として再独立していました。

マカフィーの取締役会議長でありTPGのCEO、ジョン・ヴィンカルリート氏は「本日の発表は、マカフィーの継続的な成長と機会を示すものです。過去4年間でマカフィーは製品ポートフォリオの拡大、市場戦略の強化、エンタープライズ事業の売却を含むM&Aを進めてきました。こんにち、マカフィーは消費者向けサイバーセキュリティのリーディングカンパニーとして、全世界2000万人のデジタルライフを守っていることを誇りに思います」と述べました。

今回の取引により、マカフィーは消費者向けサービスをさらに強化し、デジタル保護サービスの需要を取り込むための資金と経営資源を得ることになるとのこと。投資家集団は、マカフィーが差別化されたオンライン保護ソリューションを拡大し、市場拡大を通じて長期的な価値を追及することを支援していくとのことです。