今年は夏の移籍がとても盛んでした。その中でいくつも楽しみが生まれています。

まずJリーグに長く海外でプレーした選手たちが帰ってきてくれました。海外に行った選手が現地でそのまま現役生活を終えるというのもいいかもしれませんが、今は日本に戻ってくるという流れが生まれてきたと思います。

もう浦和でデビューした酒井宏樹、神戸に加入することになった武藤嘉紀と大迫勇也などが戻ってきたのは、Jリーグの活性化につながるでしょう。どんなプレーを見せてくれるのかファンともども楽しみにしています。

酒井、武藤、大迫が移籍する前の柏、FC東京、鹿島に戻らなかったのは、元々のファンの人は残念かもしれません。ですが、他のチームでどんなプレーをするのかというのもサッカーの醍醐味の一つです。

これまでとは他のチームでどんなプレーが出来るのか見てみたいと、たぶん多くの人が思っているのはリオネル・メッシでしょう。もし今回の財政問題がなければ、メッシはきっとバルセロナで選手生活を終えていたでしょうし、他のクラブでプレーするところを見られるとは誰も思っていなかったはずです。

それが今回実現したのは、僕は個人的には楽しみです。またメッシの移籍先のパリSGはメッシ以外にも選手を充実させています。ネイマールやムバッペを筆頭に、今年のEUROで活躍したジャンルイジ・ドンナルンマ、インテルから来たアクラフ・ハキム、そしてメッシと激しい対決を続けていた元レアル・マドリーのセルヒオ・ラモスなど、すごいメンツが揃いました。「銀河系軍団」と呼ばれるレアル・マドリーを凌駕する選手層になったのではないでしょうか。本気でヨーロッパチャンピオンを狙っているのが分かります。

その中でメッシが活躍することが出来るのか。それはメッシのプレー、テンポ、やり方をどれだけの選手が共有できるかにかかっています。そしてメッシは共有できるメンバーが揃っていると確信したから契約したのでしょう。アルゼンチン人のアンヘル・ディ・マリアやレアンドロ・パレデス、マウロ・イカルディの存在も大きかったと思います。

こうやって移籍した選手の名前を挙げていくだけでも本当にワクワクします。五輪は終わりましたが、もうすぐに別のサッカーの興奮がやって来ました。