2019年12月、東京の観光バス「はとバス」がハイヤーに追突し相手の運転手が死亡した事故で、警視庁は5日、バスのドライバーが体調不良だったにもかかわらず運転して事故を起こしたとして、過失運転致死の疑いで「はとバス」に勤務する38歳の男性ドライバーを書類送検した。ドライバーはインフルエンザにかかっており、事故前日から38度台の熱があったという。NHKニュースが報じた。

警視庁によると、ハイヤーに追突する1時間ほど前にはバスのミラーが街路樹に接触する事故も起こしていたということで、調べに対し、「追突事故の前後の記憶がなく、なぜ運転を続けてしまったのか後悔している」などと話しているという。

はとバス事故 ドライバーを書類送検 インフルエンザで38度の熱(NHKニュース)