「カメラは縮小するが、“目”の膨大な市場がある」(キヤノン・御手洗会長)
同社の御手洗冨士夫会長兼最高経営責任者(CEO)が21日に日刊工業新聞社の取材に応じて明らかにした。「まだカメラなどの落ち込みをカバーしきれていないが、新規事業は順調に成長している」と強調した。
現中期経営計画では21年前後に新規事業比率30%を目標に掲げる。15年は9%だったが、16年に当時の東芝メディカルシステムズ(現キヤノンメディカルシステムズ)を買収し、その比率が急拡大した。次期中計でさらに高い40%を目指す。
御手洗会長は「カメラは縮小するが、光学産業で見れば自動車やロボット向けで、レンズとセンサーを組み合わせた“目”の膨大な市場がある」と光学技術の強化・応用を目的にしたM&Aを進める考えも示した。
