女性差別?  市民プールの「ビキニ・ナイト」中止に=台湾

写真拡大

(台北 9日 中央社)台北市の市民プールが実施していた毎週水曜の「ビキニ・ナイト」が、女性団体などの批判を受けキャンペーン開始から1週間ほどで中止に追い込まれた。市では、運営を委託している業者が行った利用者優遇策のひとつで女性蔑視の意図はないと説明している。

台北市公務局が管理する青年公園内のプールでは、7月1日からのリニューアルオープンに合わせ、夏休み期間中の毎週水曜17時以降を「ビキニ・ナイト」とし、1人110台湾元(370円)の入場料をビキニ着用の女性に限り無料とした。

しかし、「女性をモノ扱いしている」「男性のふんどしナイトがあったら世の男性はどう思うのか」などと批判が殺到、ある女性市議員(50)は「ビキニはウォータースライダーで“ポロリ”する可能性が高く、着用を推奨するのは不適切」と改善を要求し、市は直ちにキャンペーンを終了した。

台湾では水着姿を恥ずかしがる風潮がまだ強く、一般の若い女性が堂々とビキニを着る姿が珍しくなくなったのはここ数年のこと。「ビキニで入場無料」はレジャープールなどが以前から行っているキャンペーンだが、一昔前はそれでもビキニに挑戦する女性は少数派だった。

女性団体は、「プールは家族で楽しむレジャー施設であり、スタイルを競う場所ではない」として、ビキニを推奨する各地のキャンペーンを全てやめるべきだと主張している。

(編集:高野華恵)