高橋宏斗(左3)に降板を告げる井上監督(同2)(C)共同通信社

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 また逆転負けだ。

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 19日の阪神戦。三回まで5点を奪って主導権を握ったものの、先発の郄橋宏斗(23)が同点に追いつかれた後の六回途中で降板すると、2番手の斎藤綱記が2死三塁から近本光司に勝ち越しを許す右前打を浴びた。

 敗れた中日はこれで、早くも4勝15敗の借金11。15敗のうち9試合が逆転負けで、六回以降の失点が実に42と救援陣の不調がチームの勝敗に直結している。

「くしくもこの日の朝、TBS系情報番組の『サンデーモーニング』に出演した落合博満元監督が最下位に沈む古巣の低迷を聞かれ、『すべては“中継ぎでしょう”と言われてますけど、なぜ先発ピッチャーに完投させないんだ。中継ぎが悪いのであれば』と疑問を呈すと、『4勝のうち2勝が大野と柳が完投』『中6日で120から130球なら疲労感は残らない』『なぜ100球をメドに代えるのか』と看破していた。確かにこの日の郄橋宏の調子は良くなかったが、降板時の球数は86球だった。4番手の根尾も佐藤輝に一発を浴びて失点を重ねたことを考えれば、先発の投球回数を伸ばすことで投壊を立て直すのはひとつの手だと思う」(球団OB)

 中日は13日に二軍の落合英二投手コーディネーターを一軍に昇格させ、異例の投手コーチ4人体制を敷いたが、結果にはつながっていない。投手コーチの機能不全も伝えられているだけに、元監督の“オレ流”アドバイスを聞き入れた方が有益かもしれない。

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 華々しい経歴を持つ落合氏だが、実はかなりの苦労人だ。東洋大時代の当時の監督、故・高橋昭雄氏が本紙で語った「大学中退」の顛末はどのようなものだったのか。兄、姉を含めた話し合いの内容とは──。●関連記事 【もっと読む】期待の新人・落合博満が突然「大学を辞めたい」(上) では、それらについて詳しく報じている。