衛生福利部(保健省)の薛瑞元政務次長=資料写真

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(台北中央社)衛生福利部(保健省)の薛瑞元(せつずいげん)政務次長は16日、福島など5県産食品の輸入に関する公聴会で、今月13日まで輸入された食品から基準値を超える放射線物質が検出されたケースはなかったと説明した。

薛氏はこの日、立法院(国会)社会福祉および衛生環境委員会が開いた公聴会に出席。薛氏は2月21日から今月13日にかけて輸入された福島など5県産食品は計180ロットで、全ロット検査を実施したと言及した。うち22件の不合格があったが、放射性物質の検出による不合格はなく、残留農薬の検出や中国語での栄養成分表示の規定違反による不合格だったと述べた。

台湾は2011年の東京電力福島第1原発事故を受けて続けていた福島など5県産食品を対象とした禁輸措置を2月21日に解除。一部の食品を除き、11年ぶりに輸入を再開した。公聴会では一部の出席者がこれに異議を唱えた。

(郭建伸/編集:楊千慧)