『この世界の片隅に』主演の松本穂香「少女時代は内気でした」
TBS日曜劇場『この世界の片隅に』の主演女優・松本穂香は、小さい頃、いったいどんな少女だったのか。
「すごくおとなしい子だったんです。お泊まり保育で寝るときは、心配した先生がずっと横についていてくれたくらい。自分からはみんなの輪に入れない子でした」
だが、芸能界へは自ら応募したそうで、「オーディション雑誌を買って、お金がかからなくて有名な人がいる事務所を手当たり次第に受けました」。
オーディションには無心で臨む。
「どういうセリフなのか、間違っていてもいいから想像力を働かせて、それを何も考えず自然に言えたらいいなと思い、臨んでいます」
休日はもっぱら映画館通い。最近は『四月の永い夢』や『孤狼の血』を観たという。リフレッシュしたいときは揚げ物を食べるそうだ。
「唐揚げがすごく好きで。高カロリーのものって美味しいじゃないですか。幸せになります」
最近、松本は、auのCMで、サービス内容について意識が高すぎる同級生男子に驚く女子を演じている。そんな彼女のスマホ利用法とは?
「自分で作った食べ物フォルダの写真を見直したり、インスタで検索したり、食べ物ばっかり見ています(笑)。あとは、(『この世界の片隅に』で共演中の)松坂桃李さんに『おもしろいよ』って教えてもらったユーチューバーの方の動画を見たり。でも、まだユーチューバーに関しては全然詳しくはないです」
スマホはシンプルに使うそうで、「スマホカバーはシンプルな白いシリコンのもの。LINEのスタンプはほとんど使いません」。
現在、インスタグラムを「週刊松本穂香」と題したオフィシャル連載として活用している。1週間ごとにテーマを設定し、写真や動画を上げている。
髪を染めているときの眉毛のありよう、ジャージ姿&便所サンダルでの佇まい、湿気取りを手にしながらの微笑み、噴水を利用してシャワートイレを表現するなど、力作揃い。
「私は撮ってもらっているだけで、文章も写真も投稿しているのはマネージャーさんなんです」と控えめに話すが、取材の合間には積極的にインスタ用の撮影をするのであった。
最後に、好みの男性のタイプを聞いた。流行りのIT社長はどう?
「流行ってます?(笑)……尊敬できて、しっかり地に足がついている人が好きです」
まつもとほのか
21歳 1997年2月5日生まれ 大阪府出身 T162 2015年、高校在学中にデビュー。映画『あの頃、君を追いかけた』(10月5日公開)など出演作多数。そのほか最新情報は、公式Twitter(@matsuhonon)にて
写真・前康輔
スタイリスト・Alisa
ヘアメイク・尾口佳奈(KOHL)
(週刊FLASH 2018年8月7日号)