はるかぜちゃんこと、女優でタレントの春名風花さん (2014年4月撮影)

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はるかぜちゃんこと、女優でタレントの春名風花さん(16)が、先日「結婚宣言」をしたNMB48の須藤凜々花さん(20)の一連の騒動について、2017年6月22日、ツイッターで持論を展開した。

「そもそも芸能の仕事とは」「応援してくれるファンとは」、そして「アイドルの恋愛とは」――。とても16歳とは思えない芯の通った意見に、ネットでは賛同の声が続いている。

「芸能の仕事は観てくれる方がいて初めて成り立つ」

きっかけは、NMB48の金子剛劇場支配人がブログで、「(須藤さんが)時期は未定でありますが、NMB48卒業の意志を示しております」と報告したことを報じた22日付の各メディアの記事だった。

はるかぜちゃんはこの記事を引用し、「卒業も結婚も自由だけど、次のシングルの活躍を願い票を入れてくれた人がいる以上、その期間までは働いた方がよいと思います」と、ツイート。

続けて、

「芸能の仕事は観てくれる方がいて初めて成り立つものであり どんなに美貌や才能があっても、どんなに努力していても応援してくれる観客がいなければ、何者にもなれないから」
「このお仕事はお客様がいてくださって初めて、夢や憧れや趣味ではなく『仕事』になるのだから」

と、「次のシングルまでは活動すべき」と思う理由を語っている。

さらに、アイドルという仕事を辞めることが、ファンにとってどれだけの影響を与えるかという点についても言及。

「芸能活動とは自分の夢だけじゃなく、応援してくれるお客様の夢も一緒に抱えて全力で走り続けるお仕事です。だから、自己都合で仕事を辞めるときはみんなの夢をそこに置き去りにすることになる。少しだけ、そのことを心にとめてもらえたらなと思います」

と、最後は「お願い調」で、須藤さんに訴えた。

ネットでは、この真摯なツイートに

「素晴らしい意見だ」
「擁護派の芸能人達に爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい」
「こっちの方がよっぽど哲学者に向いてるな」

と、賛同の声が続く一方、ツイッターでは「アイドルの恋愛」の是非についても議論が及んでいる。

「恋愛禁止は悪魔の契約」

フォロワーからは、「まことにおっしゃる通り」という意見に混じり、

「48グループの運営が曖昧な、恋愛は自己判断でなんて言っているからファンを騙すメンバーが多数いるのだと思う」
「客と演者の位置は対等であるべきだと思います。演者は芸などを客は喜びや感動などを得ているだけで、そこに上下関係があってはならない」
「そろそろファンに媚びうったり恋愛禁止などという馬鹿げた行為を未成年アイドルにやらせる様な事はやめにしないと」

など、運営の「恋愛禁止」というルールについての意見もあがった。

この問題に対してはるかぜちゃんは、「思春期に人を愛する気持ちはとても大切なので、恋愛禁止はぼくも反対です」「恋愛禁止は悪魔の契約だと思います」と、断りながらも、アイドルとしての矜持を問う。

「プライベートを売り渡しても売れたいか聞かれて、覚悟がある人だけが売りこんでもらえる悪魔の契約。芸能界には他にも仕事はたくさんあるのに、わざわざ自分で選んでその道を選んだなら契約違反は完全に自己責任。それなりの対価は支払わないといけません」

ツイッター上では、

「あんた若いのに偉いな」
「でもその悪魔の契約を未成年者に結ばせるのもどうかと思うんですよね」

など、まだ意見の交換は続いている。