来年10月1日の酒税改正で、税率が完全統一されるビール類。狭義ビールの税率が引き下げられる一方で、3度目の増税となるエコノミービール発泡酒)には逆風が強まる。値ごろ感が最大の武器であるカテゴリーの存在意義低下も懸念される。どうするのか――。サントリーが出した答えは「ビール化」だ。「酒税改正後も両者の価格差は残るが、縮まる。ただエコノミーはビール活性化に欠かせないカテゴリー。消費者の購入量やニーズを踏