連合が3月22日に発表した2024年春闘の2次集計によると、従業員の基本給を引き上げる「ベースアップ(ベア)」と、「定期昇給」を合わせた賃上げ率は平均で5.25%となった。平均引き上げ額は1万6379円と、多くの企業で高い水準となっている。賃上げムードが高まるなか、ひと際景気のいい企業が。3月22日、海運大手の日本郵船は今回の春闘で過去最大となるおよそ18%の賃上げを労働組合に回答したと明らかにした。対象となるのは正社