株式会社新潮社柚月裕子さんの『逃亡者は北へ向かう』は、震災直後の東北を舞台に、殺人を犯して逃亡する青年と追う刑事の人生を描く長編小説です。青柳碧人さんの『乱歩と千畝─RAMPOとSEMPO─』は、江戸川乱歩と杉原千畝のふたりの知られざる「接点」を手がかりに、『むかしむかしあるところに、死体がありました。』などで知られる実力派の著者が放つ、誰も書いたことがなかった小説です。なお、選考会は7月16日(水)16時より