韓国美大教授による「新しい国旗」がネット上で物議に 旭日旗を太極旗をミックス

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韓国の美術大学の教授が、自身のブログに韓国の国旗「太極旗」と旭日旗をミックスさせた旗のデザインを掲載したことから、インターネット上で激しい非難を浴びている。

教授は2012年8月13日、ブログに「現代の愛国保守同志のための太極旗デザイン」というタイトルで、太極旗と旭日旗、日章旗、星条旗をミックスさせた新しい新しいデザインの太極旗を掲載した。ブログには、「大韓民国の熱血愛国保守同志のみなさん。牛肉の輸入、FTA、国産赤狩り、ご苦労様です。皆さんのために、新しくデザインした太極旗をたくさん愛用して、愛してください。周りにも進めて下さい。Viva AMERICA! Viva KOREA!」という説明文も添えられていた。

これだけでも韓国のインターネットユーザーを怒らせるには十分だが、教授の過激な主張はほかにもあった。8月23日には、「西暦2030年の韓国地図」というタイトルで教授が想像する未来の地図を掲載した。

「韓国の未来」だというその地図は朝鮮半島を中心としたアジア地域を示したものだが、よく見ると現在韓国で使われているものとは大きく異なる。例えば、北朝鮮の文字はどこにもなく、38度線が中国と韓国の国境となっていた。また、周辺海域には「日本海」「黄海」「対馬海峡」などの文字が記されており、韓国が世界に向けて主張している「東海」「西海」「独島」「大韓海峡」の表記はどこにも見当たらなかった。

教授はブログで、「韓国ではモナリザも赤」「天皇陛下ばんざい!」などと保守を刺激する言葉を繰り返し使用。どうやら、韓国の政府や社会を批判した作品を制作している人物のようだ。

しかし、ブログ上での発表とはいえ、インターネット上には「大学教授がこんなものを作るとは」「何を考えているんだ」などと非難の声が殺到。教授のブログは現在も公開されており、しばらく荒れそうな様子だ。

参照:ヘラルド経済

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