浮気を疑った後「本人に直接確認」はしてはいけない!? ※画像はイメージです(kapinon/stock.adobe.com)

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株式会社CORE(東京都千代田区)は、このほど「浮気の疑念を抱いた直後の行動とその後の結果」の関係についての分析結果を発表しました。それによると、浮気問題においては事実の有無以上に、初動の違いが証拠取得の難易度・問題の長期化・精神的負担・金銭的リスクに大きな影響を与えることが明らかになりました。

【調査結果】浮気を疑った際の最初の行動

調査は、浮気・不倫に関する相談者および一般男女の相談データおよび独自アンケート1284件を対象として、2025年10月〜2026年3月に実施されました。

まず、「浮気を疑った際の最初の行動」について調べたところ、「本人に直接確認した」(63.4%)が最も多くなりました。

本人に直接確認を行った層のうち、「行動パターンが変わった」(68.7%)、「証拠が取りづらくなった」(61.3%)、「接触頻度が減少した」(57.9%)、「関係が悪化した」(52.4%)のいずれかの変化に該当する人は約7割にのぼりました。

これは、対象者が「行動時間帯の分散」「連絡手段の変更(別アカウント・別端末)」「接触頻度の調整」といった警戒状態に入ることによるものであり、通常の行動パターンが崩れることで、証拠取得の難易度が上昇すると考えられるといいます。

一方、「何もしなかった(様子を見た)」(21.7%)と回答した層では、「問題の長期化」「判断の遅延」「精神的負担の増加」といった傾向が見られ、状況は維持されるのではなく、進行する傾向があります。

結果、「第三者に相談した」(19.4%)が最も損失が少ない行動となり、「証拠取得までの期間が短い」「不要な調査が少ない」「判断までのプロセスが明確」といった感情ではなく、整理された判断が可能になる点が特徴であることがわかりました。

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こういった調査結果を受け、調査を行った会社は以下のような傾向があるとまとめています。

重要ポイント|分岐は「初期の数日間(目安として72時間)」

一般的に、人が強い違和感や疑念を抱いた際、最初の数日間(目安として72時間程度)に意思決定が行われるケースが多いとされており、本調査においても初動行動の多くがこの期間内に集中する傾向が確認されました。

【典型的な失敗パターン】

▽問い詰め型

違和感 → 確認 → 否定 → 警戒 → 行動変化 → 証拠困難

違和感があった際、「まず本人に確認する」という行動は最も多く見られますが、実際には逆効果となるケースが多く見られます。

相手の警戒心が高まり、「行動パターンの変化」「接触頻度の調整」「証拠が残りにくい行動への移行」といった変化が生じることから、結果として、“通常時の行動”が観測できなくなり、証拠取得の難易度が大きく上昇します。

▽静観型

違和感 → 放置 → 関係継続 → 感情深化 → 判断不能

確証がない状態で「もう少し様子を見よう」と判断するケースです。この行動は一見慎重に見えますが、時間の経過とともに問題が複雑化する傾向があります。

特に、「関係の継続による感情の深化」「不安と安心の反復による判断の揺らぎ」「決断の先送り」が起こりやすくなり、結果として、判断のタイミングを失い、問題が長期化する傾向が見られます。

▽自己調査型

違和感 → 自力確認 → 発覚 → 行動変化 → 難易度上昇

スマートフォンの確認や尾行などがこれに該当します。しかし、「対象者に気づかれる」「行動が変化する」「証拠が取りづらくなる」といったリスクを伴い、一度気づかれた状態になると、行動が意図的にコントロールされるため、調査の難易度が大きく上昇します。

これら3つのパターンに共通しているのは、いずれも悪意のない、ごく自然な行動であることです。

「早く知りたい」「確証がないから動けない」「自分で確認したい」いずれも合理的に見える判断ですが、浮気問題においては「行動そのものが状況を変えてしまう」という特徴があります。

以上のことから、浮気問題は「何が起きているか」ではなく「最初にどう動いたか」で結果が変わるという点です。特に初動における判断は、「証拠取得の可否」「問題の長期化」「精神的および金銭的負担」に大きく影響することが確認されました。

浮気問題は、感情に基づいた初動ではなく、状況を整理した上での判断が重要であることが示唆されました。