2回、中前打を放つ大阪桐蔭・中村勇斗(撮影・西田忠信)

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 「選抜高校野球・準決勝、専大松戸−大阪桐蔭」(29日、甲子園球場

 大阪桐蔭OBの西武・中村の長男、中村勇斗内野手(2年)が「8番・三塁」で甲子園初スタメン。第1打席でいきなり甲子園初安打を放った。

 1点リードの二回2死。カウント2−2と追い込まれてから、左翼への特大ファウル。続けて右翼への特大ファウルを放ち球場がどよめいた。そして続く7球目、小林の高め135キロ直球を中前へきれいにはじき返した。

 26日の三重との二回戦では七回の守備から一塁で途中出場し、1打席に立ったが空振り三振に倒れていた。試合後には「今まで味わえなかったものを感じられた」と話し、高校時代は甲子園に出場できなかった父に「『高校野球すごかったよ』って言いたいです」と語っていた。

 前日は同校のグラウンドで行われた実戦形式の練習で左中間への一発を放つなど、好調な様子だった中村が、甲子園でも力を見せた。