プレミアリーグでは途中出場が続いている田中。(C)Getty Images

写真拡大

 失点の責任があったかどうかは、様々な見方があるだろう。ただ、田中碧に対する批判にもとらえられる発言に、専門メディアが苦言を呈した。

 1月26日に行われたプレミアリーグ第23節のエバートン戦で、田中は1点リードで迎えた66分から途中出場した。それから約10分後、チームはイドリサ・ゲイエのクロスからティエルノ・バリーに同点弾を献上。1−1と引き分けている。終盤の失点で2ポイントを落としたかたちだ。

 専門サイト『The Leeds Press』は1月27日、試合後にダニエル・ファルケ監督が「クロスを避けるためにもう少しやれたかもしれない」と話したことを紹介。「タナカがもっとうまくやるべきだったと指摘した」と、ゲイエに対応した田中への苦言だと報じた。

 昨季は2部優勝と1部昇格の立役者となり、最高級の補強だったと称賛された田中。だが、今季はプレミアリーグでの先発出場が7試合にとどまっている。

 The Leeds Pressは「昨季のタナカはチャンピオンシップで最高のMFだった。おそらくコスパ最高の補強だった。だが、プレミアリーグでは違う」と伝えた。

「12月末のサンダーランド戦を最後にリーグ戦では先発出場していない。今季の彼はベンチが定位置となっている」
 
 そのうえで、同メディアは「定期的な先発出場の機会がないことが、プレーに影響していることは明らかだ。彼はリズムをつかむのに苦労している。ファルケの批判は助けにならないだろう」と続けた。

「監督はMFのスタメンを固めており、すべての選手を起用できるのであれば、もはやタナカが先発出場することはないようだ。だが、リーズの指揮官は公の場で特定の場面について批判することにもっと慎重にならなければいけない。選手の自信にさらに影響するかもしれないからだ」

 以前からファルケ監督の起用法が議論の的になっている田中。世界最高峰の舞台で、存在感を高めていくことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】リーズ指揮官が苦言を呈した田中のプレー