ダウ平均は小幅高 IT・ハイテク株にも買い戻し=米国株概況
NY株式29日(NY時間16:21)(日本時間05:21)
ダウ平均 46316.07(+68.78 +0.15%)
S&P500 6661.21(+17.51 +0.26%)
ナスダック 22591.16(+107.09 +0.48%)
CME日経平均先物 45250(大証終比:+120 +0.27%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は終盤にプラスに転じた一方、IT・ハイテク株も買い戻しが出て、ナスダックもプラス圏での推移となった。
先週の米株式市場は下落し、AI関連の投資熱が冷め始めている兆候を見せていた。強気相場を支えてきた柱の1つであるAI関連の熱狂にひびが入っている格好。特に、エヌビディア<NVDA>による1000億ドル規模のオープンAIとの提携は、事業の持続可能性に対する投資家の懐疑を招いた。
一部からは「先週は市場のストーリーが若干ネガティブに転じた。AIインフラ投資ブームの持続可能性とFRBの積極利下げという2つの前提に疑問が投げかけられた」と指摘も出ている。また、強い米経済指標でFRBの利下げ期待が後退していたことも、強気派の重要な支えを脅かした。
しかし、期待は根強く下値では押し目買いが活発に入るようだ。米大手証券のストラテジストは強気な見方を堅持している。世界の株式相場は年末にかけて上昇基調を維持する可能性が高いという。米経済の底堅さ、上昇余地のあるバリュエーション、FRBのハト派的な政策転換が背景にあると指摘していた。
市場は金曜日の9月の米雇用統計を注視している。強過ぎず弱過ぎずのゴルディロックス的な数値が示されなければ、この強気相場を維持するのは難しいとの見方も広がっている。もっとも、ここにきて「予定通りに発表されれば」という前提も浮上。
明日9月30日は米政府の会計年度末だが、米下院ではつなぎ予算案が可決されているものの、米上院では共和、民主双方が歩み寄れないでいる。これまでも度々見られた光景で、市場も慣れっこになっているが、今回は若干深刻なようだ。
万一、10月1日から米政府機関が閉鎖となれば、10月3日の米雇用統計は発表が延期になる可能性が高まる。閉鎖になったとしても短期間との見方も多いが、もしそれが伸びるようであれば、10月中旬のインフレ統計の発表のほか、毎月12日を含む週から実施される10月分の米雇用統計の調査にまで影響が及ぶ可能性がある。その場合、データを確認できない状態で次回10月29日のFOMCを迎える。
ゲーム開発のエレクトロニック・アーツ<EA>が続伸。先週末にレバレッジド・バイアウト(LBO)による非公開化に向けて最終段階にあると報じられたことで大幅高となっていたが、取引開始前にシルバー・レイクを含む投資家グループが本日中にも発表する可能性があると伝わった。1株約210ドルの取引になるという。
ティルレイ<TRLY>やクロノス<CRON>といった大麻関連株が上昇。日曜日にトランプ大統領が、高齢者にとっての産業用大麻(ヘンプ)由来CBD(カンナビジオール)の医療的効用を強調する動画をSNSに投稿したことが材料視されている。
バイオテクノロジーのエナンタ・ファーマ<ENTA>が大幅安。取引開始前に高リスク成人を対象としたRSウイルス(RSV)治療薬「ゼリカパビル」の臨床試験(第2bフェース)結果を公表し、主要評価項目を達成できなかった。
バイオテクノロジーのムーンレイク・イミュノセラピューティクス<MLTX>が急落。同社が開発中の皮膚疾患、化膿性汗腺炎治療薬「ソネロキマブ」の後期臨床試験のデータが失望的な内容だったことが嫌気されている。
ダウ平均 46316.07(+68.78 +0.15%)
S&P500 6661.21(+17.51 +0.26%)
ナスダック 22591.16(+107.09 +0.48%)
CME日経平均先物 45250(大証終比:+120 +0.27%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は終盤にプラスに転じた一方、IT・ハイテク株も買い戻しが出て、ナスダックもプラス圏での推移となった。
先週の米株式市場は下落し、AI関連の投資熱が冷め始めている兆候を見せていた。強気相場を支えてきた柱の1つであるAI関連の熱狂にひびが入っている格好。特に、エヌビディア<NVDA>による1000億ドル規模のオープンAIとの提携は、事業の持続可能性に対する投資家の懐疑を招いた。
一部からは「先週は市場のストーリーが若干ネガティブに転じた。AIインフラ投資ブームの持続可能性とFRBの積極利下げという2つの前提に疑問が投げかけられた」と指摘も出ている。また、強い米経済指標でFRBの利下げ期待が後退していたことも、強気派の重要な支えを脅かした。
しかし、期待は根強く下値では押し目買いが活発に入るようだ。米大手証券のストラテジストは強気な見方を堅持している。世界の株式相場は年末にかけて上昇基調を維持する可能性が高いという。米経済の底堅さ、上昇余地のあるバリュエーション、FRBのハト派的な政策転換が背景にあると指摘していた。
市場は金曜日の9月の米雇用統計を注視している。強過ぎず弱過ぎずのゴルディロックス的な数値が示されなければ、この強気相場を維持するのは難しいとの見方も広がっている。もっとも、ここにきて「予定通りに発表されれば」という前提も浮上。
明日9月30日は米政府の会計年度末だが、米下院ではつなぎ予算案が可決されているものの、米上院では共和、民主双方が歩み寄れないでいる。これまでも度々見られた光景で、市場も慣れっこになっているが、今回は若干深刻なようだ。
万一、10月1日から米政府機関が閉鎖となれば、10月3日の米雇用統計は発表が延期になる可能性が高まる。閉鎖になったとしても短期間との見方も多いが、もしそれが伸びるようであれば、10月中旬のインフレ統計の発表のほか、毎月12日を含む週から実施される10月分の米雇用統計の調査にまで影響が及ぶ可能性がある。その場合、データを確認できない状態で次回10月29日のFOMCを迎える。
ゲーム開発のエレクトロニック・アーツ<EA>が続伸。先週末にレバレッジド・バイアウト(LBO)による非公開化に向けて最終段階にあると報じられたことで大幅高となっていたが、取引開始前にシルバー・レイクを含む投資家グループが本日中にも発表する可能性があると伝わった。1株約210ドルの取引になるという。
ティルレイ<TRLY>やクロノス<CRON>といった大麻関連株が上昇。日曜日にトランプ大統領が、高齢者にとっての産業用大麻(ヘンプ)由来CBD(カンナビジオール)の医療的効用を強調する動画をSNSに投稿したことが材料視されている。
バイオテクノロジーのエナンタ・ファーマ<ENTA>が大幅安。取引開始前に高リスク成人を対象としたRSウイルス(RSV)治療薬「ゼリカパビル」の臨床試験(第2bフェース)結果を公表し、主要評価項目を達成できなかった。
バイオテクノロジーのムーンレイク・イミュノセラピューティクス<MLTX>が急落。同社が開発中の皮膚疾患、化膿性汗腺炎治療薬「ソネロキマブ」の後期臨床試験のデータが失望的な内容だったことが嫌気されている。
